2020年5月10日日曜日

NHKマイルCの予想 2020 ◎タイセイビジョン

新型コロナで様々な有名人が命を落としたりしているけど、「R&Rの祖」と言っても良いリトルリチャードがまだ存命だったということは今日まで知らなかった。RIP・・・。






さてNHKマイルカップ。

高速で内が有利な印象の馬場コンディション。
ただし差しが全然届かないかと言えばそうでもないが完全に後ろからになれば難しそう。
馬場も速いし、逃げが予想されるレシステンシアのペースも速い。

ファンタジーSは2番手でも1000m通過57.3秒→レース上がり35.1秒で1着。
阪神JFは先頭で57.5秒→レース上がり35.2秒で1着。
チューリップ賞は休み明けスローに落とし59.3秒→レース上がり34.0秒で3着。
桜花賞は道悪でも58.0秒の2番手→レース上がり38.1秒で2着。

誰が考えてもこの馬が速いペースで逃げ、「肉を切らせて骨を断つ戦法」になることはわかる。この超高速で前有利な馬場なら間違いなく57秒台(3ハロンでは33秒台後半~34秒前後)になるのは間違いない。

今年のメンバーで狙うのはハイラップのレースで好走した実績のある馬ということになるはず・・・。


◎(2)タイセイビジョン
初志貫徹で「わき目もふらずに」この馬を本命にする。この馬のキャリアのうち1000m通過が58秒以上だったのは新馬戦(58.6秒)と京王2歳S(58.0)のみ。もともと短距離型だが朝日杯(57.2秒)(2着)→アーリントン(57.6秒)(1着)という重賞を使いつつマイルへ順応し、「わき目もふらずに」このNHKマイルへ。朝日杯を除き4戦で最速上がりを計時し東京の京王杯では33.5秒の脚を見せている。前走は稍重馬場ということもあり、いかにも休み明けという雰囲気も感じたのだが、そこから状態が大幅に上昇している今回はキレのある33秒台の末脚を披露してくれるはず。距離に関する一抹の不安も2番枠ゲットで払しょくされる。勝ち負け必至でこの馬を信頼の軸に指名。


○(8)サクセッション
前走は適正距離よりも長いスプリングSを使ってスローペースが合わずに3着。皐月賞の出走権を得たもののこの馬も「わき目もふらずに」NHKマイルへ。父は2004年の覇者キンカメで、母父は2000年の安田記念2着のディクタットなら東京マイルの適正にはどうしても期待してしまう。(既に新馬勝ちしているが・・・)。この馬の中山1600のジュニアC(1着)では3ハロン34.0秒、1000mを57.7秒というハイペースを中段から早めに押し上げて楽勝しており、ハイペースへの不安はない。東京ならばもっと切れる脚を使うはず。距離短縮が向くと言われるNHKマイルでは馬券から外せない1頭と言える。


▲(3)レシステンシア
今の馬場状態ならば、この馬が万全な状態でさえいれば勝ち負け間違いなしの馬と言い切れる。最後の直線半ばまでは確実に先頭に立っていると思われ、そこからどこまで粘れるだろうか。心配なのはやはり前走の道悪競馬の反動。初めての長距離輸送や初めての左回りはおそらく問題ないと思われ、反動だけが本当に気になってしょうがない。そう簡単には逃げきれないと見ているが、逃げ切って勝って欲しいという気持ちもちょっとある。オークスではなく距離適性から「わき目もふらずに」ここへ参戦しているのだし、がんばって自分の実力を出し切って欲しい。


▼(5)シャインガーネット
レシステンシアが逃げた後ろのインの良いところにこの馬がいそうな感じがする。この馬は右回りが今一つということで、前走も左回りのファルコンSへ。1400とは言え道悪で1000m通過57.6秒のハイペースを経験し直線で差し切って完勝している。そして桜花賞の権利を持ちながらも左回りのこちらへ「わき目もふらずに」参戦。ファルコンS組の相性の悪さをこの馬が解消してしまうかもしれない。オルフェーヴルの爆発力を一発見せてもらいたい。


△(14)ルフトシュトローム
前走ニュージーランドトロフィーの勝ち時計1:33;0は中山1600で行われるようになった2000年以降21年間で3番目の数字。案の定ハイペース(57.6秒)のレースを後方から進めた3頭の決着だったが4角でウイングレイテストと接触しながらもシーズンズギフトを捕えて勝ち切ったのは立派。ただし心配なのは使い詰めで今回が4戦目であり、前走後に一度疲れが出てしまったこと。前走のような末脚を繰り出せればここでも好走できるはずだが、不発に終わる可能性も十分と見ている。


▽(18)ウイングレイテスト
そのニュージーランドトロフィーで接触した馬。こちらのほうが弾き飛ばされていたので、よくあそこから接戦の3着まで持ってきたなという印象であり、1150万の獲得賞金以上の実力があるような気がしている。しかしながら冷静に考えると未勝利戦を勝っただけの1勝馬。前走見どころがあるので一応押さえるが結局そういう馬なんじゃないかという気もしている。


×(17)サトノインプレッサ
本当であれば切ってしまいたい馬なんだが・・・・。武豊を早い段階で確保していて毎日杯から皐月賞へ進まなかったことからも本当であれば「わき目もふらずに」パターンか?と思うのだが、実は前走後ソエの影響があって2週間以上満足に調教ができず、プール調教や負荷の少ない坂路だけで走っていた様子。どうもこちらの馬は「わき目もふらず」パターンではなさそうだ。そしていかんせんキャリアすべてが道悪競馬ということで、道悪の鬼なのか、高速馬場でも切れる脚を持つ3戦全勝に値する馬なのかがわからない。もちろん能力は高そうだし、前走も稍重馬場ながら切れる脚を見せたとは思うのだが、所詮スローの少頭数のレースだったし・・・。ゲートに不安もありそうだし・・・。まあ、一応押さえますけど、基本的にはこないほうに賭けたい。


今回は◎タイセイビジョン3連単1頭軸マルチで。おーねがい。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    コロナでいろいろ大変でしょうね。
    今回も参考にさせてもらいます。
    ②③⑰中心にいこうかな。
    今朝のスポニチの豊のコラムには普通に調教できていると報告があったと書いてありました。
    今まで普通にできてなかったので期待してると。
    あまり荒れなさそうではありますね。

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    1. 海パパさん、大変お久しぶりです。

      コロナで部活もスイミングも無くなってしまって本当に悔しいですね。
      特に三年生たちのことを考えると・・・。



      競馬は無観客でもインターネットとテレビがあれば自宅で楽しめるので良いですね。
      「3密」にならないし。

      そう思って毎週のようにやってますが、今年は全然あたらないなあ・・・・。

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