今日は楽天vs西武が盛岡で行われる。昨日の秋田は雨模様だったらしいけれど、今日は肌寒くても快晴。
西武の先発が雄星じゃないのなら、楽天に圧勝してもらいましょう!
2006年に創設されたG1ヴィクトリアマイル。
これまでの8年で軸馬があたったのは4回。印が当たったのも4回。
しかし馬券的に獲れたためしがない相性の良くないレース。そんなわけで今回は簡単に。
まず前日傾向として内枠、先行が比較的有利だが外枠も決して不利ではないという印象。
馬場はまずまず早め。どちらかといえばやはり内有利という程度か。
このレースで過去テン3ハロンが33秒台だった2回は4角後方の馬2頭以上が3着以内に入ってきたが、
それでも残る1頭は4角4番手以内だった。
過去34秒以上掛かっているレースでは4角2ケタ番手の馬は馬券にからんでも1頭まででしかも2着か3着。
のこる2つの席は半分よりも前の馬が占めている。
また3着以内に入る後方差し馬も4角13番手より後の馬は馬券に絡んだことがない。
つまり基本的には前も止まらないレースという意識をもったほうがよい。
東京だからといって最後方から直線一気は通用しないレースなのだ。
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勝馬はほとんどが1800m以上の距離の重賞で勝利した経験がある馬。
長い距離をある程度の位置取りでこなすことの出来る馬、ということになるだろう。
そして4歳・5歳が圧倒的な成績を残しているということ。
瞬発力が重要ということ。
対牡馬実績が重要ということ。
このあたりが重要なファクターとなっている。
またもっとも大事なファクターは「格が上位であること」だと思っているのだが果たして・・・・。
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本命◎は④メイショウマンボ。
このメンバーの中では若くして最上位の格といって良いでしょう。
前走は休み明けで完調手前なのが明白で度外視できる競馬。
また早春の時期は昨年の桜花賞同様調子が悪い馬。前走の大敗は十分にそれで説明がつく。
昨年も5/19のオークスで9番人気で完勝したように負けた次のレースはきっちり巻き返すのがこの馬のスタイル。
距離不足に思えるマイルだが短距離で3連対している実力からは全く問題ない。
距離をうんぬんいうレベルの馬ではない。好走のためのすべてのファクターをクリアできており軸には最も信頼できる馬。
対抗○は穴を狙って⑮エクセラントカーヴ。
ダイワメジャー産駒はスピードの競馬に強く前目の位置取りからの瞬発力勝負になれば最適。
1800以上の実績はないがメンバー最多タイのマイル4勝を誇る。
また東京は4戦してすべて馬券圏内であり、1400・1600の持ちタイムはどちらもメンバー最速を誇る。
骨折休養明けを1叩きして狙った東京マイル。自信の推しメン。
3番手▲は大外になってしまったが⑱ウリウリ。
内枠なら本命に近い評価を与えていた。ディープ×フレンチはこの時期の東京マイルには最高の組み合わせ。
距離不足の前走は最高の形で試走を終えたようなもので、スマートレイアーに差されたのは展開のアヤ。
目下充実度ナンバーワンの存在であり今の東京の馬場で今回のメンバーの展開なら前走のようになってもしのぎ切れる。
G1優勝のチャンス。
4番手▼は⑨ホエールキャプチャ。
今回はさすがに人気よりは順位を落とすんじゃないか?と思っているが東京マイルではおかしな競馬は絶対にしない。
前走の東京新聞杯の快勝で一気に人気が高まったが、大雪の影響で延期が相次いだ開催のレースだったため
相手の関西馬はいずれも輸送しなおしの不利があったのが事実であり、参考外にするべきレース。
しかも道悪の競馬。この馬に天が味方していたことは間違いない。
過去連対馬のない6歳というところも気にかかるので3着押さえ程度の評価になるなあ・・・。
5番手評価△は⑧スマートレイアー。
スタートが苦手なので東京開催は良い傾向だが、このレースに限っては後方一気の脚質は思ったよりも結果が出ていない。
昨年暮れ愛知杯ではフーラブライドの6着完敗。秋華賞ではメイショウマンボの2着完敗。
1番人気に適した馬ではないと思うが、ディープらしい末脚は魅力であり押さえる必要はあると思う。
6番手評価▽は②クロフネサプライズ。
JRAのサイトによるとこのレースの優勝馬は必ず桜花賞で好走した馬が結果を残している。
・06年ダンスインザムード桜花賞1着
・07年コイウタ同3着
・08年エイジアンウインズ(不出走)
・09年ウオッカ同2着
・10年ブエナビスタ同1着
・11年アパパネ同1着
・12年ホエールキャプチャ同2着
・13年ヴィルシーナ同2着
このレースでは2勝した馬がいないことを考え、ヴィルシーナやホエールキャプチャが既に勝利しているため、他の馬を見渡してみると桜花賞3着以内の馬は不在ということになる。
そうなると桜花賞0.4秒差4着のこの馬が次点。繰り上がりで2着や3着ということがあっても良いかもね。
クロフネは相性が良いし、長期休養明けの前走でハイレベルレースをびっしり叩かれたことから体調アップが確実。
今回得意のマイル戦なのにメンバーを見る限り思っている以上にスローになりそうな気配があり、サプライズは起こりうる気配。
7番手・8番手はラキシスとデニムアンドルビーの角居厩舎の2頭。
ディープ産駒、4歳、ノーザンファーム、中距離以上が適距離という共通点が多いが、
ドバイシーマクラシックを除いて考えれば位置取りがほぼ最後方になっているデニムアンドルビーより、好位置で競馬ができ末脚も併せ持っているラキシスを上にとりたい。
以上8頭。
難解のレースは手広く手広く、◎と○と▲それぞれからの3連複流しで。
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