2015年5月10日日曜日

NHKマイルカップの予想 2015

岩手ビッグブルズがプレイオフカンファレンスセミファイナルで青森ワッツと対戦中。
既に昨日第1戦を97-87で勝利。
今日勝てば有明コロシアムで行われるイースタンカンファレンスファイナルへ出場できる。
それを勝てばついにファイナルへ!

新たな統一リーグになれば盛岡アイスアリーナを改装してホームにするらしい。
川渕チェアマンからも大歓迎されている。

岩手のプロスポーツの中では大成功しているクチだと思うのでぜひぜひがんばって欲しい。


さてさて今日はサンデーの直仔が勝てなかったNHKマイル。求められる適正が異なるということ。

実際にこのNHKマイルでは短距離G1を勝った馬の仔や、既に短距離G1馬を排出している馬の仔が強いという結果になっている。
そのあたりも注意して馬券を組み立てたい。

今年のレース展開を考えてみると③クールホタルビか⑥レンイングランドがハナを切り、⑨アルビアーノが続き、大外から⑱マテンロウハピネスが出てくる感じか?

テン3Fを34秒から34.4秒くらいで流れるイメージ。
例年、前傾ラップになっていて上がり3Fは34秒台後半になるのがこのレースのスタンダード。
スローから上がりの速くなる競馬しかしたことがない馬は追走で精一杯になる可能性も十分。

今回の出走馬の中で
「マイル以上の距離で、前半3F < あがり3F」だった前傾LAPレースで連対している馬は・・・

②グランシルク(NZT、500万、未勝利)
⑦クラリティスカイ(いちょうS)
⑧ナイトフォックス(未勝利)
⑩アルマワイオリ(朝日杯FS)
⑪ヤマカツエース(NZT)
⑬コスモナインボール(アイビーS)
⑮フミノムーン(新馬)

このうち重賞レースでの連対に限ると・・・

②グランシルク
⑦クラリティスカイ
⑩アルマワイオリ
⑪ヤマカツエース  以上4頭になる。


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②グランシルク
NZTでは出遅れて一頭だけ次元の違う脚で追い込んできて2着。
そこだけ見れば東京変わりで非常に期待できそうだが、それ以前のレースではあがり最速を出してきた馬ではない。
だから末脚一辺倒で勝って来た馬ではない。

この馬の本来の競馬は、良い位置取りから4角で先行集団に取り付き、直線では抜け出すという正統派の競馬だと思うので
逆に言うと、出遅れさえなければ安定して競馬できると思う。

それよりももっと強調したいのは前傾ラップのマイル以上のレースで3度の好走例がありこのレースに向く可能性が高いということ。
さらに母母の父にフレンチデピュティが入っていてこのレースにも相性が良いはず。

やはり出遅れると厳しいレースを強いられると思うので、その点だけが不安材料。



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⑦クラリティスカイ
皐月賞は逃げて5着に粘りこんでしぶとい所を見せたが2000以上の距離になると上位と若干差があるのは否めない印象。
クロフネ産駒だけに距離短縮で良いレースが出来そうで、目標をマイルに変えて確実にG1を取りにきた。

いちょうS(1着)や朝日杯(3着)で前傾LAPの速い流れのレースに実績もあり、しかも好位で競馬できる強みがある。
マイルなら崩れてしまうような心配も皆無だし、後方からの末脚一辺倒の馬ではないので不発という心配もない。
3連複の軸として信頼できるタイプ。

たしかに皐月賞組の過去傾向からは2着の可能性も高いとは思うが・・・。



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⑩アルマワイオリ
これまでタフな相手と数多く競馬してきた歴戦の兵。
朝日杯2着、NZT3着と前傾LAPでの好走があるし、今回は相手関係がやや楽になるので好走に期待が持てる。

良馬場で淀みない流れになりそうだし、直線も長い今回は間違いなくこの馬も末脚が活きると思うが、
この馬自身勝ち味に薄いイメージがあるだけにあともう一歩の後押しが何かが必要という気はする。
使い詰めてきただけに上がり目が薄いのは確かだし。

2・3着までといった感じか。

×

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⑪ヤマカツエース
もともと1200だった馬が前走マイル重賞制覇したという事実は大きく、さらにNZTは近年NHKと相性の良いレース。
さらに前傾LAPでの好走だったし・・・。

未勝利戦やすずらん賞では1200の速い流れを好走してきているのでここで速い流れになっても問題なさそうなのは良い。
末脚もしっかりしているので掲示板には入ってきそう。
勝ちきる感じではないが・・・・。



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1番人気を争っている⑫ミュゼスルタン
新潟2歳で高速馬場を差してレコード勝利。
このレースは前傾LAPではなかったが高速レースであったためここに繋がるのではないかと思っている。
その後骨折療養となってしまい復帰した前走スプリングSは7ヶ月の休み明け。
出遅れて最後方から進みあがり最速33.6秒0.5差7着に敗退したが先を見据えた調教だったことを考えると
逆に今回の上昇度が非常に大きい。高速馬場もマイルもあうだけに皐月賞よりコチラを選択して大正解。

大江原調教師が「突き抜けてくれる」と勝利宣言。柴田善騎手も大絶賛。

また出遅れたりしなければ本当に突き抜けるかも。



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その新潟2歳Sで2着だったのは①アヴニールマルシェ。
東スポ2歳でもサトノクラウンの2着だし、共同通信杯でも5着。非常に強い馬であることは間違いない。
普通に考えれば買わなくてはいけない馬。

しかし今回は休み明けにも関わらず調教が「馬なり」ばっかりで非常に控えめ。
藤沢厩舎のリズムなのか馬の状態がまだいまひとつなのか・・・。

ということで思い切ってこの馬は消し。

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一方同じ休み明けでも状態が非常に良く、あえて間隔を開けて使ってきているのが⑰ニシノラッシュ。
この馬も新潟2歳Sで3着に接戦した馬。

休み明けは苦にしない馬で、1回使うと気持ちが入りすぎてしまうタイプらしい。
最初からここを狙って溜める競馬を教えてきたということで距離延長でも期待できそうな一頭。
新潟2歳では先行した馬では最先着。

前走クロッカスSでは直線で出所を何度もふさがれる不利を受けまくったにも関わらず
器用に進路をとりなおし馬群を抜けて外から差し切る強い競馬。

人気も無くて非常に魅力を感じる馬。

バクシンオー産駒はグランプリボスがNHKマイルを制しており実績もある。ひょっとするとひょっとしないか?



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最後に押さえておきたいのが⑭ヤングマンパワー。

馬があまり器用じゃないということで中山はあまり得意ではなく、コーナー少なくて広い東京で走らせたかったということらしい。

しかも前走は中山では不利な大外だったし不利もあったので度外視可能。
アーリントンCではアルマワイオリを破っていて実力は十分あるのに10番人気なら美味しい。



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⑨アルビアーノはスロー逃げからの瞬発力勝負型。

前傾LAPになったときに最後まで脚が持つとは思えず今回はノーマークで。


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◎⑦クラリティスカイ
○⑫ミュゼスルタン
▲②グランシルク
▼⑰ニシノラッシュ
△⑭ヤングマンパワー
▽⑪ヤマカツエース
×⑩アルマワイオリ


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