2017年2月19日日曜日

フェブラリーSの予想 2017 ◎ベストウォーリア

前日18日ゴールドアリュールが心臓疾患で急死。今回も産駒2騎が出走。弔い合戦の結果はどうなるのか?







コパノリッキーがハナを主張すると思うが、ケイティブレイヴが逃げ宣言して要る状況。
コパノリッキーは外から被せられると弱いところを良く知っているケイティブレイヴ(ホッコータルマエの主戦幸騎手)がこれをつぶしに掛かると思われ、それなりに流れる展開か。

超スローということは無いと思う。しかし後方一気が決まるほど甘くないと思っているが・・・。

フェブラリーSはそもそも前走で好走してきた馬がそのまま結果を残すというのが基本イメージ。
王道の前目で競馬する王者が結果を残し、後方一気の馬は届かず・・・という印象だ。

しかしながらJBCクラシック王者のアウォーディは不在。
東京大賞典王者のアポロケンタッキーも不在。
東海S制覇したグレンツェントも不在。
武蔵野S制したタガノトネールも不在。
昨年米ダート3冠に挑んだUAEダービー馬ラニも不在・・・

こうなってくると旬の役者はチャンピオンズC制した(東京マイルが苦手な)サウンドトゥルーや、
距離延長で根本的にレースの質が違う根岸組しかおらず、古豪と呼ばれるメンバーや2番手集団にお鉢が回ってくるという構図だ。

1番人気も単勝4.8倍という大混戦。
3連単ならそれなりの高配当が見込めるのではないだろうか?絶対に当てたいレースだ!


***


◎(9)ベストウォーリア
7歳だが前走の根岸Sを見る限りまったくと言って良いほど年齢不安は無い。その根岸Sも休み明けであり、しかも追い込み勢が上位を独占する中、唯一好位6番手から末脚を伸ばして2着に粘りこんだ。カフジテイクの末脚に注目が集まるのは仕方ないが、こちらのほうが脚質がピッタリ適しており、一叩きしてから万全の体制で挑むフェブラリーSは4年目にして初の事。左回りの良馬場マイルがベストの馬であり、中央G1制覇の大きなチャンスだ。東京ダートは人気のAPインディ系は黙って買え。


○(3)ゴールドドリーム
ハイレベル4歳世代はダートも同様。前走は出遅れてしまって全くの参考外。東京ダートマイルは【2100】で得意な舞台。武蔵野S2着はレコードが出た高速レースで、走破タイム1:34;0も3歳秋にして昨年のフェブラリーSのモーニンと同じ時計。しかも4角で他馬と接触して内に押し込められる不利があっての2着。ここのメンバーに入っても上位の実力ある。高速でも良馬場でも好走しているのは安心材料であり、能力の高さは疑う余地が無い。前日亡くなった父ゴールドアリュールの弔い合戦をモノにするのはこの馬だ。


▲(11)ノンコノユメ
昨年フェブラリーS2着。気性難のため帝王賞2着後に去勢をしたのは今回のフェブラリーSで万全の戦いをするため。逆算されて準備を重ねてきた復活の舞台が今回となる。ワンターンの左マイルがベストの馬であり、それも昨年以来。馬体が小さいのが気になるところだったがやや外目の枠をゲットし、さらに外にいるのは先行勢か追い込み勢ということで、揉まれない最高の場所で競馬ができる。こうなればあとはルメールがこの馬の力を発揮させるだけ。G1をいくつも獲って種牡馬になれるような好素質馬を去勢させたのだからあとはこの馬自身がG1をとって活躍していくしかない!


イメージとしてはここまでの上位3頭が優勝争いと見ているが・・・。


▼(5)アスカノロマン
切れ味のある馬ではないので前で競馬して最後まで粘るのがこの馬の身上なだけに、このレースにあった位置取りをするであろうこの馬は非常に面白い。昨年フェブラリーもチャンピオンズCも両方3着で、G1のそこそこ流れるペースがフィットする。前走東海Sは立ち遅れとスローで自分のリズムでレースができなかったのが痛かった。しかも2ケタ人気馬が2着から5着までを独占するようなややレベルの低いレースになってしまい、完全に無視で良い。左回りのマイルは得意な馬場。勝ち負けはどうかとも思うがここでの巻き返しは十分ある。


△(10)カフジテイク
注目の末脚。前走根岸Sで見せた34.5秒という末脚は東京ダート1400のあがり3ハロン最速タイム(しかも良馬場で!)※1200ではブロードアピールが34.3で2度あがってどちらも勝利している。しかし東京ダートマイルはこの手の追い込みが効かない舞台として有名。マイルより短い直線で距離適正も短めの馬が走る1400では前傾LAPになることが多く後方一気が決まりやすい。しかしマイルの場合は直線が長いし、距離適正がマイル以上の馬も多く参戦することもあって1400のような前傾LAPにはならない。だから前に位置する馬も末脚をしっかりキープして直線に入ることができるからだ。とは言えこの馬の末脚の威力は驚異であり全馬を一掃してしまう破壊力がある。ほぼ2・3着どまりだと思っているが仮に突き抜けてもおかしくは無い。(逆に見てみたいし、津村騎手をこの馬で優勝させてあげたいとも思う)


▽(6)モーニン
正直なところ昨年勝利したのは順調度と道悪馬場適性、外枠が大きかったと思っている。今年はパサパサの良馬場で内目の枠を引いてしまったので力を要するし砂も被る。いくらムーア隊長と言えども砂を被るのを嫌う馬をそう簡単にはこなせまい。2・3着もあれば着外に沈むこともあるだろう。1着に突き抜けるイメージは全く無い。


×(4)コパノリッキー
万が一この馬にだれも競りかけることがなければ2014-2015と連覇したようにここでも逃げ切れる力を持つ。こちらもゴールドアリュール産駒だし・・・。ただ7歳でもあるし常識的には今回は捕まってしまうと思っている。一応の印という感じで。


消(1)サウンドトゥルー
昨年の最優秀ダート馬。そういう馬らしくダートのレースでは非常に強いが、東京マイルはスタート地点が芝。昨年もこのレースに出なかったように芝スタートがダメな馬。2015年アハルテケS後には完全にスタートを失敗していてもう芝スタートの東京マイルは使いたくないと宣言して、以降確かにここまで使われていなかった。今年も東京大賞典や川崎記念を勝っていればここは飛ばしていたものと思われるし、7歳にして芝スタートが急に上手くなるとも思えない。しかも主戦の大野騎手が騎乗できないということでここは完全に消しで。


上位3頭からの各印への馬単ウラオモテと、上位3頭1着の3連単FMで。



2 件のコメント:

  1. ちょっと買い目を変更。
    ◎○▲と△から各印への馬単流しと、
    3連単FM◎○▲→◎○▲▼△▽→◎○▲▼△▽×。

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  2. プラスは少なかったですが、○→◎→△という予想的には満足のいくレースでした(笑)

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