2017年3月18日土曜日

阪神大賞典の予想 2017 ◎シュヴァルグラン

MEMEがまだベビースイムの頃にコーチとしていらっしゃったYコーチがこの春の異動で盛岡から八王子へ・・・。

小さな頃から選手になるまでずーっとMEMEを指導して下さったコーチで非常に寂しい・・・。
小さな頃を知る方がいなくなってしまったというのも非常に寂しい・・・。

新天地での活躍をお祈りしております。








さて阪神大賞典。
2013年から2015年までゴールドシップが3連覇。
その昔はナリタトップロード、メジロマックイーン、ナリタブライアンが連覇を果たしたこのレース。
他にもナムラクレセントやアイポッパー、トウカイトリック、リンカーン、ファストタテヤマ、エリモブライアン、メジロブライト、マヤノトップガン・・・
多くの馬が複数年馬券になっているリピーターレース。

この阪神内回り3000Mという施行条件で行われるレースもこのレースしかなく、長距離志向の馬が作られにくくなっている現在ではリピーターが出現するのも無理は無い。

流石に長距離適正が求められるレースとあって血統がモノをいうレースでもあり、近5年でいえば父SS系しか連対していない。

ディープインパクト産駒が3000M以上の距離で活躍できていなかったがサトノダイヤモンドが菊花賞を制して呪縛を解いたことでこれから活躍してくることも考えられるとは言え得意距離ではないのは確かか・・・。

一方ハーツクライ産駒は長いところはドントコイのタイプ。
近5年ののべ10頭連対馬のうち4頭を輩出しているゴールドシップやオルフェーヴルのステイゴールド産駒(今年は出走なし)を除けば、
ハーツクライ3頭(ギュスターヴクライ、アドマイヤラクティ、シュヴァルグラン)、
ネオユニヴァース1頭(デスペラード)、
ディープインパクト1頭(デニムアンドルビー)、
ゼンノロブロイ1頭(タンタアレグリア)となっている。

ハーツ産駒が3頭別々の馬でそれぞれ連対しているのは血の証といえるはず。



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血統以外のところに着目すると・・・・ここ数年毎回このデータを使って予想しているが・・・「前走」に明確な傾向が見られる。

馬場改装07年以降2016年まで10年間3着以内に共通しているのは、

①2000以上のG1・G2かダイヤモンドSか万葉S(OP)(以上順位不問)か、2400M以上の1600万条件(連対必須)。
※前走2000未満や1000万条件の馬はいない。(前々走が1000万条件を走っていた馬というのもいない)。

②休み明けの場合、前走は12月以降であること。

③さらに連対馬に限ると3000以上の好走経験(基本的には馬券圏内)を持っているか、3000以上は初出走である馬。

ということになる。


2007年以降はこの傾向に完全に当てはまっており、
今年これらに該当するのはシュヴァルグラン、サトノダイヤモンド、マドリードカフェ、タマモベストプレイだけということになる。



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◎(3)シュヴァルグラン
昨年の覇者。ハーツクライ産駒。前走有馬記念6着。もうこれだけで十分(笑)。福永も今年はこの馬で春天を狙っているのは間違いない。馬場改装後の07年以降昨年まで消耗戦だった09年10年を除くと必ず1.2.3番の馬のどれかは馬券に絡んでいる。好走条件がこれだけ揃っている中で馬券圏外を外すことは考えられない。単勝1.1倍の馬に◎を打ちたくないということもあってこちらを本命視。


○(9)サトノダイヤモンド
そうは言ってもこの馬は外せない。前述のとおり昨年菊花賞を制してディープインパクト産駒3000M以上の距離で初勝利をあげた。その後キタサンブラックを破って有馬記念も制し、「現役最強」を名乗れるほどの馬となった。今年は凱旋門賞制覇が目標なので新G1の大阪杯ではなくこちらの路線へ。それだけに初戦から負けてはいられない。ただやはりディープ産駒は長距離があまり得意ではないのは事実なので、能力の高さでここも勝ってしまう可能性は高いが、これまでも休み明けは今ひとつの結果とも思われるし、取りこぼしがあるならここかもしれない。


▲(8)タマモベストプレイ
7歳だが長距離戦で安定した結果を出す。フジキセキ産駒だが母母方のファイントップ系がこの馬に長距離適正をもたらしている。アイポッパーやナリタトップロード等ファイントップを持つ馬が過去にも活躍しておりこの馬も昨年4着。過去傾向も後押ししており、2強を除いた今年のメンバーなら十分馬券になる。


▼(2)ウインスペクトル
過去傾向からは買えない馬。血統的にも特に強調したいところは無いし、前走1000万条件を勝ったばかり。普通に考えればここも見送り。しかし前走ではスローの展開を見切って途中から思い切った逃げの作戦に出て完勝。おそらくここでもその手をやってくるだろう。もちろん単騎大逃げが濃厚。好位で競馬するサトノダイヤモンドは自分の競馬に撤するはずだし、サトノが気になる他の馬たちは無理に追ってこられない。穴は間違いなくこの馬。一世一代のジャイアントキリングを見せて欲しい。


△(10)マドリードカフェ
近走パッとしないながらも過去傾向からは「残ってしまう馬」。マンハッタンカフェは自身は菊花賞・春天・有馬記念を制し条件馬時代は2600mを2勝しているにも関わらず、その産駒はヒルノダムールと本馬(各1勝)しか2600mを越える距離では勝てていない。しかし逆にいうとこの馬ならここでも好走する可能性はあるということ。3着固定だとは思うが・・・・。


消(7)ワンアンドオンリー
悩める2014年のダービー馬。2015年のドバイシーマ3着以来馬券に絡んでいないし、2014年の神戸新聞杯1着以来連対がない。ずぶくなって来ていることや血統面から長い距離に活路を求めてきたと思われるが、正直ハーツクライ産駒とは言え成長力はそこまででもなかったという印象。そもそもこの6歳世代自体が最近では4歳5歳世代に逆転されてしまった印象でもあり・・・・。ここでいまさらこの馬を3番人気で買うという選択肢は無い。



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絞って買わなくてはいけないレースなので印もココまで。G2で3連単は禁止のマイルールなので、普通に◎&○から各印へ3連複流し。勝負馬券は◎○それぞれから▲▼それぞれへの馬単ウラオモテ。


1 件のコメント:

  1. ちっ!トーセンバジルめ、休み明けのくせに余計なことを・・・・
    お前がいなければ完璧に予想通りの展開だったのに・・・

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