中山金杯の予想 2019 ◎エアアンセム

１年の計は金杯にあり。私にもお年玉が来ますように（笑）







毎年のことだが「今年の３歳世代（あけ４歳）は強い」と言われる。
しかしそれは秋から冬にかけて古馬混合重賞を好走している馬たちの話。

今年の中山金杯出走馬であけ４歳馬で昨年末までに古馬混合重賞で好走したのは唯一ｽﾃｲﾌｰﾘｯｼｭのみ。ただしそれもＧ３で３着0.7秒差という結果。やっぱり「いまひとつ」の評価になるかな。（強ければｼﾞｬｽﾀｳｪｲのように56.5キロの評価が与えられるはずなので）

ということで４歳勢はあくまでも押さえ～流し対象という評価までにしたい。

金杯を好走する馬のイメージは牡馬混合Ｇ３で勝利しているか牡馬混合Ｇ２以上で好走している馬。ならばそれに該当する古馬は・・・というとｳｲﾝﾌﾞﾗｲﾄ、ｴｱｱﾝｾﾑ、ｽﾄﾛﾝｸﾞﾀｲﾀﾝのみ。

しかし人気としてはｳｲﾝﾌﾞﾗｲﾄ３番人気、ｴｱｱﾝｾﾑ６番人気、ｽﾄﾛﾝｸﾞﾀｲﾀﾝ１０番人気・・・。今年は荒れてもおかしくないんじゃない？

基本は先行～好位で競馬できる馬を買うべきレースで、７枠と８枠は死に目。人気薄の７歳上も死に目。中山内回りの実績がものをいう舞台設定と考えて良いのではないか？


◎（６）ｴｱｱﾝｾﾑ
８歳馬だけれど実力はこのメンバーの中では普通に上位と言っていい。父ｼﾝﾎﾞﾘｸﾘｽｴｽ-ﾛﾍﾞﾙﾄ系はこの時期の中山にあうし中山の成績は【2223】。絶好枠から絶好の位置を取り、４角から直線では馬場のど真ん中を突き抜けてくるイメージ。惨敗するようなイメージはわいてこない。デムルメのいない中山なら田辺でいいでしょう。


○（１１）ｳｲﾝﾌﾞﾗｲﾄ
あと0.5キロハンディが少なくて１桁番号の枠に入っていれば完全にこちらを本命にしていた。中山【3201】の好成績であり、Ｇ１では敷居がやや高くなおかつマイルは距離が短いと考えれば、中山２０００のＧ３というのはこの馬にとっての最高の舞台設定。昨年２着の屈辱を晴らしてみせる。


▲（８）ﾏｳﾝﾄｺﾞｰﾙﾄﾞ
デムルメも川田もいないならやはり重賞では武豊。しかも京都金杯ではなくわざわざ中山金杯に参戦・・・というところは陣営がこの馬に賭ける意気込みがうかがえる。１番人気というのはどうかな？と思わせる部分はあるが、無理に嫌わなくてもいいかなという感じ。馬自体は非常に安定感があり成績の波も少ないのでここでも好走してくると考えられる。


▼（９）ｽﾄﾛﾝｸﾞﾀｲﾀﾝ
前走は休み明けでプラス３６キロの競馬。それでは止まっても仕方なし。今回は叩いた上積みが大きく状態も上向き。正直もう１戦叩きたいところだし、実際には夏馬だということで評価は下がるけれどこのメンバーなら２着に飛び込んできてもおかしくない。１０番人気は舐めすぎ。


△（３）ｺｽﾞﾐｯｸﾌｫｰｽ
それほど評価はしていなかったダービー３着馬だが、このメンバーに入れば威張れる順位か。有馬記念もホープフルＳもｷﾝｶﾒ系が好走しており当然ながらこの馬も押さえておいて損はない。


▽（４）ﾗﾝｶﾞﾃﾞｨｱ
こちらもｷﾝｶﾒ系。ちょっと右回りの実績が薄いのでどうか？と思うが本格化を遂げた今ならあっさりこなしてしまってもおかしくない。ちょっと４番人気というのは人気になりすぎているので評価も下がってしまうけれど、瞬発力勝負になれば普通に２・３着にははいってきそうな馬。


以下は押さえで（２）ｱﾄﾞﾏｲﾔﾘｰﾄﾞ、（７）ﾏｲﾈﾙﾊﾆｰ、（１２）ﾀｲﾑﾌﾗｲﾔｰ、（１５）ｽﾃｲﾌｰﾘｯｼｭを少しづつ。

（１）ﾀﾆﾉﾌﾗﾝｹﾙはこのレースは逃げ馬には向かないレースなので消し。


金杯は馬連配当５％割増なので、印上位から各馬へ馬連で流すイメージの馬券とする。１年の計は金杯にあり。ぜひとも当たりますように。