あっという間の年末年始休暇。もう明日から仕事・・・。
わが娘も明日から再び強化練習が再開される。
そんなわけでゆっくりと冬休みの自由研究に付き合う時間はこの年末年始しかなかったし、
娘自身もじっくり時間をかけて自由研究に取り組むヒマがこの年末年始しかなかったので、
今日までの約5日間、いっしょに自由研究に取り組んでみた。
取り上げた自由研究のテーマは「ハクチョウのけんきゅう」。
まあ、これはママのリクエストでもあるのだが(笑)
ここ数年、近くの中津川のハクチョウの数がめっきり減っている。
今まで休日には川べりに脚を運んでパンくずを与えるのがうちの家族のささやかな楽しみでもあったので、
非常にこの事実を実感している。
そこで今年の自由研究では「どうしてハクチョウの(飛来の)数が減っているのでしょうか?ということを調べさせた。
(もちろん私たちパパママは理由は知っているのだが・・・・)
まずは近所の飛来ポイントに向かって、一緒にカメラ撮影。
(1)中津川 盛岡市水道橋 →今年はやや少なめで、オオハクチョウが2羽。
(2)中津川 盛岡市山賀橋 →今年はカモばかり。ハクチョウは0羽(橋の架け替え工事中のため)
(3)中津川 盛岡市中ノ橋 →オオハクチョウが10羽。例年並みか?
(4)私の実家に帰省したついでに、石鳥谷町の北上川へ →びっくり!向こう岸のハクチョウもあわせると100羽近くいた!
(5)実家から車で10分。地元では有名なハクチョウの飛来地「五郎沼」 30羽いました。
結構、今もいるところにはいるんだな、というのが率直な感想。
ハクチョウ好きの我が家にとってはうれしいこと。
次に、娘にハクチョウの頭部の絵を5枚書かせた。
それぞれのハクチョウには特徴があるので、絵に描くとわかりやすい。
以下の5種を書いた。
オオハクチョウ(鼻腔より先まで黄色くなっている)
コハクチョウ(鼻腔の手前までしか黄色くない)
コブハクチョウ(くちばしの上の付け根にコブがある)
アメリカコハクチョウ(くちばしは黒く、付け根の僅かな部分だけ黄色い)
ナキハクチョウ(目のふちから黒いアイシャドウが流れ落ちるように黒いくちばしとつながっている)
ちなみに盛岡から花巻の近辺はほとんど「オオハクチョウ」だった。
さて、渡り鳥であるハクチョウはどこからやってくるのか?今回は身近にいる「オオハクチョウ」を調べた。
シベリアのタイガ地帯から3000キロの距離を渡ってくる。
サハリンルートと、カムチャッカ~千島ルートの2パターンらしい。
ちなみにコハクチョウはさらに北方(北極海近く)のツンドラ地帯から4000キロの距離をやってくる。
そして最後にまとめとして(っていうか起承転結がない、研究の流れになっているが・・・)
どうして少なくなったのか?
その答えはズバリ「五郎沼」の看板が物語っていました。
数年前に流行した鳥インフルエンザの拡散を防ぐため、岩手県ではハクチョウなどに対して
エサやりを禁止していたからなのです。(特定の許可を受けた人を除く)
そのため、一般の人がエサやりをできなくなってしまった川などではハクチョウの飛来が激減し、
特定の許可を得た方がエサやりしているところでは、今もなお集まって来ているのでしょうね・・・・。
まあ、前から(私たちは)わかっていましたが、残念なことですよね・・・。
鳥インフルエンザも今年はあまり流行しているということを聞かないこともあって、
私なんかは勝手にパンをあげたりしていますけどね・・・・(自治体の方、許してね)
だって、川べりに近づいただけで、こっちに近寄ってくるんですよ!
「たべもの頂戴!」って。とっても可愛いですよ。
そんなことで、今回の冬休みの自由研究では、
調べた結果、こういう事情でハクチョウが少なくなってしまったことを知りました・・・という締めになりました。
模造紙2枚分。良い感じの自由研究になったと思います。
が、ちょっと明らかに親の作品になってしまったかなあ・・・・。小学校2年生にしてはデキが良すぎるし、
大作過ぎるような気がする(笑)
ま、いっか・・・。
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