13日から16日までの3泊4日。
この強化合宿が終わって帰ってくると、17日・18日で夏休みが終了。岩手の小学校の夏休みは短いのだ。
今年も例年通り、夏休みは強化合宿以外の通常練習もほぼ毎日のようにあったので、MEME自身なかなかゆっくりする時間がなかった。
自由研究か工作をやらなくちゃいけないが、毎年MEMEにこれをやらせるのはパパの担当。
自由研究はやっぱり1日や2日じゃできないなあ・・・。という簡単な理由で今年も夏休みは工作に決まり♪
しかもMEMEは水泳漬けの日々を送っているので、せいぜい1日か2日集中してやれば完成できるような工作じゃないと苦しい・・・。
そんなわけでまずは何をやりたいのか、どうすればいいのかをMEMEと一緒に考えた。
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まずは理科系で夏休み前に学校で学習したのは何かヒアリング。
すると「電気」とのこと。直列とか、並列とか、電池とか、電球とか、モーターとか・・・
続いて「星座」とのこと。早見盤をもらってきたらしい。
今だと天の川とか、織姫・彦星とか、夏の大三角形とか、そんなのあったなあ・・・と。
ここ数日はペルセウス座流星群も見れますね!
もうこの時点でパパの頭の中は「マイプラネタリウム」に決定!!
電池で光るイルミネーション電球を用意して、星座をかたどった「紙」にピンで穴を開け、それを通して見れば
キラキラきれいな星の工作ができるはず!
MEMEに相談。「(カクカクシカジカ・・・)こんなのどう??」って。
MEMEは即、「スゴーイ!!それ良い!!」だって。
良し!これでもう今年のテーマは決まり!「マイプラネタリウム」に決定。
あとはどうやってこの頭の中のイメージを吐き出して、MEMEに作らせるかだ!
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MEMEの実作業は2日程度。もちろんパパも手伝う想定。2人がかりならある程度作業も十分できるはず。
しかし今のこの頭の中のイメージが実現できるかどうか、いきなりMEMEに作らせても無理だろう・・・。
ということで、まずはパパがいろいろ試してみた。
仕事から帰ってきてから1時間とか、休みの日に2時間とか・・・。
この「事前準備~試作」作業によって、自分のイメージをMEMEに実現させることができることを確信。
購入するもの、ほしいもの、やりたいこと、工夫が必要なこと、難しいところ・・・・これらを確認。
よーし、これで行こう!
ということで早速、MEMEの夏休みの工作 ~マイプラネタリウム~ を紹介して行きましょう。
ちなみに以下の作業はほぼMEMEがメインで担当。
MEMEができない(面倒な)ところをパパがやってあげる・・というスタイルでやりました。
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●用意するもの
①電池で光るイルミネーションライト(今回は5色10球のタイプを購入しました。ホームセンター等で約1000円。)
②外箱→ダンボール箱1個。(スニーカーの箱が最高)
③内箱→ティッシュの空き箱1個。
④いらなくなったCDケース1個。
⑤ダンボール紙 適宜(のぞき窓用シェード作成用→②の他にもうひとつダンボール箱があればそれで可)
⑥装飾用の色画用紙(スニーカーの箱を覆う位の枚数。今回は7~8枚を用意)A4サイズで1枚20円から40円程度。
⑦装飾用のキラキラテープ(100均で買える)
⑧厚紙(ティッシュの空き箱やお菓子の空き箱のような強度のもの)→適宜
その他はカッター・ハサミ・ピン・千枚通し・糊・両面テープ・セロテープ・ビニールテープ・お絵かき用油性ペン・等々
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●作り方(本体)
①ティッシュの空き箱を用意し、一番面積の小さい横面(両側)をハサミ等でカット。
双眼鏡みたいに向こう側が覗けるようにします。
②①のティッシュ箱は4面が残った状態。この4面に千枚通しやピンを使って小さな穴を無造作に開けていきます。
これは内側から除くと星空のように見えます。(あ、ティッシュペーパーを引き出すところは塞いでおきます)
③いらなくなったCDケース(透明なパーツ)をティッシュの箱の側面のサイズにあわせてカット。
このとき、CDジャケットをホールドする爪部分を活かすようにしておきます。
(写真でいうと右側の小さいほうは不要部分、左側をこのまま使います)
④②で作った穴あきティッシュ箱と、③で作ったCDケースをテープ等でくっつけます。
なお、このときCDジャケットをホールドする爪部分は外側にしてくっつけます。
⑤スニーカーのダンボール箱を用意します。
※スニーカーの箱である必要はありませんが、④で作った「内箱」とのサイズバランスが良いし、
なんといっても開閉可能なダンボール箱であるというのがミソです。
⑥スニーカーのダンボールの箱の中に電池式イルミを貼り付けます。このとき外側からスイッチ操作ができるように
ダンボールに操作用の穴(今回はタテヨコ1センチ位)を開けてから張り付けましょう。
またあわせてこの時、スニーカーダンボールにのぞき窓を開けておきます。
(のぞき窓の大きさは④の側面の大きさと同じくらい)
⑦⑥のスニーカー箱(外箱)の中に、④のティッシュ箱(内箱)を入れて固定します。
※上の写真の「ピンクの部分」のように、「内箱」の下に何センチか「下駄」を履かせて
上げ底にしてあげたほうがよいです。
※上の写真はスニーカー箱の上部のフタを開けた状態。ここまでで本体が完成しました。
⑧次にダンボール紙等でのぞき窓用のシェードを作成します。⑦までに作成した「箱」だけでは形として覗きにくいし、
のぞき窓から外界の明るい光が入ってくるためそれを遮断しようというものです。
下の写真のような形にダンボール紙を切ります。
⑨⑧で切ったダンボール紙を組み立てて「のぞき窓用シェード」をつくり、⑦で完成した「本体」と組み合わせ
テープ等で「結合」します。下の写真は既に装飾用の色画用紙やキラキラテープで箱を装飾し終わったものです。
なお、のぞき窓用シェードの側面を大きめにつくると外の光が入り難くて良いと思います。
さらにしたの写真の右側部分ですが、「おでこや顔をくっつけて覗く」ので顔の湾曲にあわせて痛くないようにカットしてあります。
⑩これで本体は完成です。のぞき窓側はこうなってます。
装飾を施し終わった完成版(本体)です。
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●作り方(プラネタリウムのコンテンツ)
プラネタリウムという位なので、そこで見せる「コンテンツ」が必要になります。
コンテンツは以下のようにしてつくります。
①インターネット上の画像等から「星座」とか「花火」とかそういうものを拝借。
②写真用紙(コピー紙ではイマイチでした)等にプリントアウト。
③上記本体の④の写真にあるCDケースのサイズにフィットするように厚紙(ティッシュ箱やお菓子の空き箱)を
適切なサイズでカット。
④②の写真用紙と③の厚紙を重ね合わせる。
⑤発泡スチロール等を下敷きにし、その上に④の重ね合わせた紙を置き、千枚通しやピン等で星の位置に穴をあける。
一等星なら少し大きめの穴に、三等星以下なら小さめの穴・・・というように工夫すれば面白いかも。
線のようにしたければ、ピンで小さな穴を開けて、点線画のようにしてあげればうまくいきます。
こうして厚紙に星座等の穴あきが施された「コンテンツ」が出来上がりました。
ちなみに写真用紙だけだと、光に照らしたときに紙が透けてしまって、かなりイマイチでしたので、
厚紙に穴を開けてコンテンツにすることをオススメします。
⑥このコンテンツを本体内箱のCDケースの部分にセットしてあげます。
CDジャケットをホールドする爪の部分をうまく使ってセットしてください。
⑦さあ、イルミネーションを点灯させてのぞき窓から覗いてみましょう!
こんな感じに見えると思います。
下の写真のコンテンツは「夏の大三角形」ですね。ちょっとわかりにくいか(苦笑)
本体の上ブタを開け閉めしてコンテンツの交換ができるのがいいですね。
MEMEもまだコンテンツ作成途中なので、残りのコンテンツが出来上がったらまた紹介させていただきます。
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