鍛錬期の試合・・・盛岡市水泳協会冬季スイミングフェスティバル

鍛錬期に入り練習が厳しくつらいメニューになっている状況での大会・・・。

明らかに疲弊している状態で、良いタイムなんて出そうな気配が全く無い (T_T)

でも、この状態で厳しいレースに出て、

苦しくとも１００％の力を出して泳ぐことが大切なんだ。

それが次の大きな大会に、次のシーズンに繋がるのだ。

スイミングマガジン２０１３年１２月号を読んだのは１１月中ごろ。

この中で平井先生が鍛錬期の試合についてコメントを出していらした。

「タイムはでなくて当たり前。この時期の試合でタイムを出すことは第一の目的ではないので

タイムがでなくても問題ない。」

「この時期に重要なのは厳しい練習で身体がキツイ中でも１００％を出し切る『心』の鍛錬」

「今の時期は自らを鍛える場だということを頭に置いて試合に挑んでほしい」

＊＊＊

先月、「これからこういう時期に入るんだろうなあ・・・・」と思っていたら、

私の心を読んだかのようにタイミングバッチリでMEMEの練習が本当にキツくなった。

細かな練習メニューは割愛するが、明らかに泳ぐ距離が増え、本数が増えた。

それとともにMEMEが練習終りに「疲れたー」という回数が増えた。

サイクルはなんとかギリギリでコーチのメニューについて行ってる。

でも一呼吸入れる時間もとれない位にすぐに泳ぎ始める。ほとんど休む暇無し。

まだメニューについて行けてるだけでもいいか。しかも練習一度も休んでないし。

当然、この状況でタイムを計ると非常に遅い。

練習はちょくちょく休むのに、タイムを計るときだけ（試合のときだけ）速い子がいるが、

MEMEはそういうタイプではない。

競馬でいうと調教とレースが直結するタイプ。

「あー、鍛錬期の練習なんだなー・・・」と思って自分を納得させる（苦笑）

そのキツイ練習が２～３週くらい続いた中で迎えた今回の大会だった。

＊＊＊

ま、結果は予想通り（苦笑）

半バック　36.85（ベストにも全然届かず、期待値からは程遠い・・・）

半ブレ　　40.14（同じくベストに全然届かず、大台の「下の壁」を越えてしまい・・・）

２コメ　　　2:40;65（JO狙う種目なんだけれど、あー、また４０秒台に逆戻り・・・・）

１フリ　　　1:11;05（１日の最後、４本目とはいえ、あまりにも遅くこちらも「下の大台越え」・・・・）

結局、全てタイムを落として終わった。

（だからいつもの「実況スタイル」の更新はしません（苦笑））

１１月にスイマガの平井先生の記事を読んでいたから、試合もなんとか見ていられたけれど、

やっぱり苦しんでいるのを見るのはつらいね。

でも１００％を出すことができたかどうかはわからないけれど「光明」は少し見えた。

半ブレでライバルのYちゃんになんとかがんばって負けなかったこと。

２コメで４種目中３種目はJO標準のための設定タイムでほぼ泳げていたこと。

大丈夫、大丈夫、今を乗り切ればグッと伸びてくれる！

去年は、冬の強化合宿を乗り切って１月の県選手権でJO標準タイムをクリアしたんだっけ。

今年はどうだろう。

鍛錬期・・・つらい練習は必ず自分の糧になる。なんとか乗り越えていこう！