2015/3/22の学童大会で小学校5年生女子のAさんが半フリを29.55秒で1位をとり、半ブレを35.90秒の大会新記録で泳ぎ1位をとりました。同じく小5女子のBさんは半バックを31.90秒で1位、半バッタを泳いで33.25秒で1位でした。
さて、岩手県の学童水泳競技大会の場合、優秀選手賞はAさんでしょうか?Bさんでしょうか?
◆答え
Bさんだと思います。
(正式に岩手県水泳連盟に確認をとったわけではありませんが)
■理由
この際、大会新記録を獲ったかどうかは関係ありません。
レベルがあまり高くない大会記録を更新しただけなのかもしれませんので・・・。
その上で・・・
Aさん半フリのNSR10級、半ブレのNSR10級。
Bさん半バックのNSR10級、半バッタのNSR9級。
私は以前、このケースの場合はAさんが2本泳いでどちらも10級なのに対して、Bさんは10級と9級なので、Aさんのほうが優秀である・・・と自分の中で結論付けていました。
しかしながらこれまでいろんな人の結果などを見ているとあることに気がつきました。
少なくとも岩手県水泳連盟は出場した競技記録平均のレベルが高いほうを評価するというよりは、
とにかく高い「級」をもっているスイマーのほうを高く評価する仕組みになっているような感じですね・・・。
Aさんは10級が2本。Bさんは10級が1本です。
しかしAさんの半フリはNSR11級の基準タイムと比較すると97.09%。
半ブレはNSR11級の基準タイムと比較すると99.72%となります。
一方でBさんは半バッタはNSR9級しか獲得できていませんが、半バックではNSR11級の基準タイムに照らし合わせると99.93%となります。
つまり最も「位」の高いタイムを持っているのはBさん(半バック)ということになるのです。
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いや、なんでこんな書き出しで始まっているのか?というと、昨日、岩手県冬季学童水泳競技大会を観戦していたときに、
後の席で観戦していたどこかのチームのママさんたちが、
「やっぱり優秀選手をとるにはフリーが速くなくちゃだめみたいよ!フリーが速いと優秀選手に選ばれやすいんですって!」
とか、
「やっぱり大会新記録とった選手が優秀選手に選ばれるのよねー」
とか、そういうことを言ってたので、
うーん、きっとこのママさんたちはNSR級・日本水泳連盟級の存在とか知らないんだなー、
こういうからくりで優秀選手が決まっているのだよ・・・、あいまいな基準で決まっているのでは無いんだよ・・・、
って教えてあげたいなー・・・と思いながら話を聞いていたからなのでした。
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うちのMEMEは小学校1年生のとき、大会新記録出したにも関わらず優秀選手獲れなかった経験がありますしね。
(あのときはホント、思いっきりガッカリでした。こういう仕組みを知りませんでしたからね・・・)
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というわけで県冬季学童水泳競技大会。
小学校6年生の子にとっては小学生として最後の大会。
県学童記録として後世に名を残すには最も可能性が高くなる大会。
そしてまた、中学校に行ったら水泳は「卒業」して、バスケットボールに専念する・・とか、そういう子にとっては
最後のスイミングの大会となるのでした。
いろんな意味で思いの交錯する大会。
MEMEは5年生なのでそんなことは関係なく、とにかく自己ベストを目指し、あわよくば「優秀選手」を目指し・・・という大会なのでした。
個人エントリーは2本。半ブレと半バッタ。
半ブレは36.16秒でNSR10。
半バッタは31.24でNSR10。
JO基準のNSR11にはどちらも届きませんでしたが、両方ともに自己ベストを出すことができましたし、
特に半ブレは1ヶ月前の大会の自己ベストから1秒も短縮することができ、
今日は本当に良い泳ぎが出来たと思ってます。
大会記録は到底ムリ(笑)
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そして今日はリレーも2本。
メドレーリレーは惜しくも2位に終わりましたが、4人全員が各種目のベストで泳いだんじゃないかな?と思える好タイム。
MEMEはブレでしたが、非公認参考記録ながら36.03秒!これにはちょっとうれしくなりましたよ。
4人の合計は 2:10;82。5年生2人、6年生2人という構成で考えれば、来年の県冬季学童に期待が持てるんじゃないでしょうか?
もう1本のフリーリレーは3位。こちらも5年生2人、6年生2人ながら大健闘。1:59;62というタイムは前回のフリーリレーよりは落としましたが、まずまずだったでしょう。
MEMEも参考記録29.87と、ベストには僅かに届かず。
しかしながらフリーリレーは夏のJOの標準記録まであと3.75秒の持ちタイム。今後も継続してがんばってもらってなんとかクリアさせたいと思っています。
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と、いうことで今大会では優秀選手賞を頂くことができました!
ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ!
応援いただいた皆さんありがとうございました。
それから会場で役員として手伝いをされていた盛岡南高校、盛岡市立高校の水泳部のみなさん、大変お疲れ様でした。
子供達の大会のために、せっかく練習の無い日曜日だというのに・・・。
みんなの協力のおかげで子供達が精一杯泳ぐことができました。ありがとうございました。
さて、スイミングイベントが続く今年の3月。
来週22日は「JSS盛岡校内記録会」
27日に2コメでJO出場が控えているMEMEは
・1コメでスピードMAXの練習。
・4フリでスタミナとスピードの両方の練習。
・疲れた最後にもう一つダメ押しの4コメでスタミナ強化練習。
この3本に挑戦します。
目的をもった「練習」を兼ねた非公式試合。
もちろん、例年、「位の高いNSR」を出した選手には「楯」がもらえる!
今年ももらえるようにがんばるだけっすよ!
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