七夕賞は枠連7-7が売れるレース。今年の7-7は・・・買えないな(笑)。
2013年から開幕2週目の開催になった七夕賞はそれまでのレースとは一気に変わり勝ちタイムも1秒以上短縮している。
当然ながら芝が良いため内枠有利・先行有利のレースと言って良い。
どの馬も良い位置・良い走路を確保しに来るため内枠の差し馬は逆に不利を受ける可能性が高くなるともいえる。
一方外枠はやはり今ひとつの成績であり2005年以降過去10年で
勝ちタイムが2分を切ったレースでは11番より外の枠からは3着以内が無い。
先行できる馬は外枠でも情状酌量の余地はあるが外枠の差し馬はアウトと考えてよいだろう。
またJRAのホームページによると2005年以降過去10年で3着以内の馬券になった馬のうち、
2010年2着のアルコセニョーラを除くすべての馬が、前年年明け以降の約1年半の間に、
JRAの1000万条件以上でかつ1600~2200で勝利経験があった。
またこの唯一の例外の2010年のアルコセニョーラも前年の2着馬である。
つまりは「福島巧者」を除き、最近勝ち星がない馬はダメということ。
今年の場合アルフレード、ゲシュタルト、トウケイヘイロー、ヒラボクディープが×に該当している。
が、しかしトウケイヘイローだけは明らかに福島があいそうであり、この1年半の間に戦ってきた相手や海外の活躍を考えると
この馬だけは例外と扱う必要がありそう。
しかし他はドボンと言ってよいのではないか。
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◎(8)メイショウナルト
前日7番人気。
2・3着が濃厚という気がするがトウケイヘイローの2番手で折り合えるならこの馬の前残りに賭けたい。
暑くなってくると調子を上げてくる馬。
ハーツクライ*サドラーズウェルズというスタミナ血統なので間違いなくあがりのかかるレースになる七夕賞はバッチリあう。
終わってみれば昨年の覇者が今年も一発・・・という結果が見える。
○(11)グランデッツァ
前日2番人気。
本命に近い対抗。もう少し内よりの枠番だったら本命を打っていた。
2000の実績が無いためどうしても割り引かざるをえないがダービー3着のサトノクラウンの父マルジューが母父におり、
軽い馬場でもスタミナを求められてもそれなりに対応できる血であることを再度確認させられた。
(ダービーではマルジューを軽視したせいで馬券を外してしまったので)。
高速で流れるレースで前が有利になるのであればこの馬は(勝ちきれなくても)ある程度信頼性が高い。
これまでに戦っている相手関係を考えても軸にするならコチラのほう。
▲(6)レコンダイト
前日1番人気。
今年に入って準オープンを3着、1着。OPにあがって2着のあと目黒記念で2着に好走。いかにも人気になりそう。
この馬もハーツクライにラストタイクーンでスタミナはありそうだが、心配なのはテンから飛ばす流れでなし崩し的に脚を使わされ、
あがりのかかる競馬が向かないような気がすること。
高速戦で実績がないので馬としての信頼性は低いと思う・・・。
七夕賞はここ10年ほどは1番人気が好走するのだが1着はどうか?
もちろん勝ってもおかしくはないのだがまだ格下という結果で終わる可能性もあり。
▼(10)トウケイヘイロー
前日5番人気。
屈腱炎から復帰した前走は休み明けで度外視。スタミナが戻っているかどうかは走ってみなければわからない。
これまでの実力・相手関係・先行有利の展開を考えるとこの馬が本調子なら圧勝しておかしくない。
追い切りではまだもう少しという印象もあるが・・・。
戻っていれば圧勝。戻っていなければ惨敗も。でも応援したい馬。
△(12)フィロパトール
前日12番人気。
穴を狙うならこの馬を買わないでどうする?という福島巧者。
大外になってしまったので難しくなってしまったがおかげで穴人気もしないで済みそう。
好位置で競馬できる馬なのでできればはやめに内側に入りたいところ。
血統的にも展開的にもバッチリあうはずなので、2年目石川騎手に堂々と競馬してもらい3着に割って入ることを期待したい。
▽(12)ステラウインド
前日8番人気。
今年に入って長いところしか使っていないのでスピードに戸惑わないか不安ではあるが、
2000は普通に守備範囲だし小回りも全然問題ない。
逆に長いところを走れるスタミナがあれば高速の平坦消耗戦でも最後に我慢が利く。
福島を走らせたらナンバーワンの蛯名騎手の腕を買う。
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正直どの馬が勝ってもおかしくないというか、どの馬も勝ちそうに無いレースなので上位4頭から広~く買ってみたい。
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