北フォールは最高です（笑）
若かりし頃、会社の先輩と毎年のように参加していた北上川ゴムボート川下り大会。
約２０年くらい前あたりに競技中に川底で座礁し、ボートに穴があいて大破。
その翌年にわざわざゴムボートを購入しなかったので、いつのまにか隠居生活していてあっという間の浦島２０年。
いつもならそのまま隠居だったのです。
しかし今年に限ってはMEMEのジュニアオリンピックカップ岩手県予選が７月最終週の日曜日ではなく、
７月２０日に開催されたので、「お！川下りでれるじゃん！」って思ったのが隠居生活から重い腰を上げたきっかけでした。
まあ、何よりもMEMEのことを誘って参加したら、子ども心には絶対楽しいはずだし、父としても想い出を作りたいと思ったというのが本音ですけど（苦笑）
＊＊＊
ということで前日は「豪雨」で先行きが危ぶまれたのですが、それ以前は「渇水状態」だったこともあり、全く心配するような必要もなく開催された川下り。
MEMEと最初で最後になるかもしれない川下り。思う存分（自分が）楽しもうと思っていました。
ただ、前日の町内会夏祭りによる二日酔いで終始「むくんだ顔のオヤジ」のまんまでしたが・・・。
今回は初参加の娘と一緒ということもあって、タイムレースではなくフリーレースにエントリー。
以前はこの大会が、ゴムボート川下りの完走ボート数＆人数というカテゴリでギネスに載っていたけれど、２０１１年のスイスの大会で６０７艇・１２１４人という記録に塗り替えられてしまったので、今年、満を持してギネスに挑戦！という大会でもあり、私も満を持しての参戦でした。
フリーレースはタイムレースより出発も集合も遅いので、ゆっくり家をでて８時頃に北上川南大橋河川敷の受付場所に参集。
エントリーを済ませ、おにぎりをぱくつきながら「お迎えのバス」を待ちました。
エントリー受付の南大橋河川敷は最終上陸地点でもあり、表彰式会場でもあり、なおかつスタート地点である四十四田ダムまでの送迎バス発車地点でもあるのでした。
そのお迎えのバスに乗り込みいざ出陣。
前述のとおり前の日は豪雨だったので川の水は「すっかり茶色」。
道すがら視界に入った北上川をみてMEMEが一言。「オエー、超汚い・・・、ヤバイ」（苦笑）
かなり爽やかな川下りをイメージしていたみたいで・・・・（苦笑）
到着した「スタート地点」の写真がコチラ。
スタートの準備するボートの群れでギュウギュウ。ここでMEMEは最初の感動。いっぱいいる！（アゲアゲ）
ようやく我々もボートに空気をいれて出発の準備。
その頃は既にタイムレース部門の方々はスタートしていて・・・
ドローンで空撮もしてましたね、そういえば。
それにしてもタイムレースに本気で参加している方々は速い速い！
実はみなさん日本全国からこのレースに参加するためにいらしているんですね！恐れ入ります。
全国の川下りを道場破り的に参加している人もいるとかいないとか・・・・。（苦笑）
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さあ、いよいよ出番になって・・・そこからはトータル８キロの旅。およそ１時間のクルージングの始まり。 READY GO！！
四十四田ダム（しじゅうしだ）
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三馬橋（さんまばし）
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★北フォール（最初にして最大の難所。岩が点在し、急流になり、落差もある。その分非常に楽しい！）
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北大橋（きたおおはし）
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★ところどころに大きな岩が点在。ここで転覆しているボートも・・・。
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舘坂橋（たてさかばし）
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JR山田線の橋梁
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夕顔瀬橋（ゆうがおせばし）
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★夕顔瀬橋下（ここも流れが急になる部分で岩瀬もあり。それほどの難所ではなかったけど）
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旭橋（あさひばし）
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開運橋（かいうんばし）＝（タイムレースのゴール計測地点。実際にはここで上陸しないで、もうしばらくクルージングを楽しむ）
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不来方橋（こずかたばし）
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★北上川と雫石川の合流地点。これを横目に通り過ぎる。クルージングを楽しむ。
明治橋（めいじばし）
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★ゴールはもう間近なのに、明治橋の橋梁の真下が実はものすごく落差もあり流れもあり、転覆や座礁の危険も高いところ（笑）
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最後のクルージング
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南大橋手前で上陸地点！最終的なゴール！
なんと！完走８１４艇・１６２８人という脅威の数字でギネス記録達成したそうです！
ワーイ！
本当はもっとたくさん写真を撮りましたが、そちらはMEMEの夏休みの自由研究に回すとして・・・・
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いやー、それにしても楽しかった。
なによりもMEMEが本気で楽しんでくれたことが一番でした。
はじめてゴムボートを漕いだMEMEは要領がつかめず、パパがちょっとイラっとしたこと（笑）
最初の不安をよそにがんばっているうちにコツをつかむことができて、いつの間にかタイムレースのボートをたくさん追い越したこと（苦笑）
難所の「北フォール」でアタマから川の水をかぶってしまったこと（爆笑）
写真撮影に手間取ったりしているうちに、オールを離してしまってあぶなくオールが流されそうになったこと（苦笑）
夕顔瀬橋に自転車で応援に駆けつけてくれたママを見つけてうれしかったこと（もちろんケータイでやり取りしてましたが）
後半はかなり慣れてきて、MEME一人でも余裕で漕げるようになったこと。
曇天から晴天にかわり、とても気持ちいいクルージング。
アタマから水をかぶってボートにはいったままの水を、ペットボトルで必死に汲み出していたこと。
全てが楽しい想い出。
きっとMEMEにも良い１日になったことと思います・・・。
参加してよかったですわ！
山岸～夕顔瀬橋～南大橋まで自転車で奔走し、ゴール地点に着替えまで持ってきてくれたママ、
ホントにありがとう。
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