2015年12月6日日曜日

チャンピオンズカップ2015の予想 コパノリッキー

香港のオールウェザーは日本のダートに近いとか近くないとか、そういうレベルの話しをする前に香港で重賞未勝利の馬が日本に遠征してきて勝てるとは全く思えない。







昨年から中京1800mという条件に変わり名前もJCDからチャンピオンズCに変わった秋の古馬ダートG1戦。
3歳ながら58キロを背負い前走武蔵野Sを豪快に差し切ったJDD2015優勝馬ノンコノユメ。
フェブラリーS2連覇中で前走JBCクラシックも勝利したコパノリッキー。
昨年の覇者でそれ以降の1年ですべてG1に出走し3勝3着1回5着1回(ドバイ)。実績・実力ともに最上位のホッコータルマエ。

この3頭が抜けた人気の3強を形勢している状況。
ただしこの3強が本当に強いのかというとそれぞれに意見が分かれるところ。

昨年のこのレースでは前日からキンカメ祭りが開催されていた中でキンカメ産駒のホッコータルマエが優勝。
今年はどうか?というとカネヒキリ、ゴールドアリュール、ネオユニヴァースといったあたりの産駒が好走しており
キンカメが走った昨年とは若干傾向が異なっているのかな?という印象もある。

さらに昨年は9月から10月までの非開催時期に安全のための「砂洗浄」が行われ、さらさらの砂で開催されたことから
時計がかかる馬場になっていたことがわかっているが、今年は開催案内を確認しても、その形跡が見当たらない・・・・

ということは晴天の良馬場前提ではあるが昨年よりは多少軽めの馬場になっているのかな?とも思う。

その一方で今年は前走脚抜きの良い馬場で戦ってきた馬ばかりであり、
昨年ほどでは無いにしても良馬場で力のいる馬場での開催は間違いなく、
力のいる馬場でレースが得意な馬かどうかというところは間違えずに判断したいところ。

血統以外の部分では力のいる馬場をこなせるパワーの源である馬体重が500キロ前後以上の馬を中心視したい。

さらには中京ダ1800は差しが届かず先行有利なコースとして有名。

これらを総合的に判断して馬券を買いたいところだ・・・。


***


◎(7)コパノリッキー
短距離逃げ馬のコーリンベリーがいるので2番手が濃厚と思われる。
昨年のような出遅れが無い限りマイペースでいけると思われ、武豊も中京ダートで好走する確率が高いという事実からも
まず大きな崩れはないはず。先行有利のコースもSS系パワー型が活躍している馬場傾向からもこの馬には逆らえない。
春秋JRAダートG1制覇でJBCクラシックも制覇となれば最優秀ダート馬が確定するだろう・・・。


○(13)ホッコータルマエ
でもこちらも負けず劣らずこのレースは好走しそうな印象。休み明けを叩いた今回の上昇度は計り知れないものがあるし、
何よりもコパノリッキーを目標にして競馬をすれば良いので非常に展開的に向いている。
先行有利の競馬場なので後ろは気にしなくても良いとなれば完全にこの馬にも好走フラグが立つ。
土曜日の結果でミスプロ系がイマイチだったのと(去年の超スローのレースを除くとやっぱり)JRAの速めのダートへの
適正についてまだちょっと疑問を拭いきれないので一枚だけ割り引いた。
勝ち負けできる実力であることは間違いないと思っているが・・・。


▲(9)ローマンレジェンド
7歳古豪で昨年3着。土曜日の傾向からもパワー型SS系×ノーザンダンサー系の組み合わせが最も好走していた印象がある。
コパノリッキーをマークするホッコータルマエをさらにマークする絶好の位置で競馬すると考えられ今年も十分可能性がある。
ただ東京大賞典を勝利してはいるもののG1では少しだけ足りない印象も無いわけではなく3~5着くらいのところが濃厚という気がする。


▼(6)ナムラビクター
気の悪い馬でゲートにも不安を抱える。
しかし嵌ったときの能力は非常に高いものがあり昨年2着の時にもその才能を披露している。
ただ近走出遅れているのはMデムーロが騎乗したときと考えることもでき、今回デムーロに選ばれなかったとしても
それは逆に好都合なのかもしれない。中途半端に人気があるのは残念だが・・・。


△(2)サウンドトゥルー
前走JBCクラシック2着、その前の日本テレビ盃1着、その前の中京ダ1800ジュライC1着と絶好調期にある。
末脚が非常に素晴らしいためここも4番人気。それは日本テレビ盃でコパノリッキーに勝利したことが大きいかもしれない。
しかし何度も言うようにここは前がとまらないといわれる中京ダート。
2番枠からの発走で一旦下げてしまって・・・・終い追って追って届かず・・・◎と○を逆転できるイメージは無いがやはり3着なら。


▽(1)ノンコノユメ
サウンドトゥルーと同様、最内枠で後方からの一気は非常に難しい。
しかも超一流ダート馬との対戦はこれが初めて。今までは捕まえられた相手だったが、今回の先行◎○2騎は簡単に捕まってくれないはず。来年はわからないが3歳の現時点ではまだ壁は厚いと見る。


×(8)ダノンリバティ
ダートに転向して4戦3連対。
前走は骨っぽい相手との対戦だったが脚抜きの良い馬場で外外を回らされてロスがありつつ0.6秒差の6着は及第点。
近親にヴァーミリアン、サカラート、ソリタリーキングなどがいる血統なので走らないわけが無い。
うまく砂をかぶらない位置でしかも外外を回らなくても良い位置で競馬ができれば面白い馬になるはず。


◎と○の2頭を軸にした3連系の馬券で大丈夫だと思うが・・・


1 件のコメント:

  1. ちょっと再考。
    位置取りを少し前にあげられることを考慮し▲(2)サウンドトゥルーに変更。
    逆に△(9)ローマンレジェンドへ。

    ▽(1)×(8)はそのままで3着のみ押さえる。
    追加で(10)グレープブランデーを3着に押さえる。今週もムーアが穴をあけるかも・・・

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