桜花賞の予想 2016 ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑ

「一番良いエンブレム」はどれか？と五輪ネタが話題になり始め、それが関係してかどうかはわからないが、
ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑの一本かぶり状態の2016桜花賞。

信じていいのか？？？






◎ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑ
確かに２歳女王となった阪神ＪＦや２着に0.8秒差をつけて圧勝したクイーンＣを見るとそりゃあ仕方ないか。
今までの一番人気になる馬というのは大体末脚鋭い直線一気タイプだったけれど、今年はそれらのタイプは2・3・4番人気。
ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑは父に似て先行して粘るタイプということでこれまでの１番人気のタイプとは若干違っている。
しかし内容は抜群に強いし、逃げなくてもきちんと結果を残すことができている。
そして何よりも後方から直線一気のタイプに比べて不利を受けるリスクが圧倒的に低いということ。
母父ｵﾍﾟﾗﾊｳｽでスタミナが補完されてパワー全開。はっきり行ってこの馬について行った馬はつぶれてしまうことが
これまでのレースでわかっているので、絶対的にこの馬が優位な状況がそろっている。
ましてや手綱を取り続けた鞍上ルメールだけに、下手におさえてスローに落とすようなことも無いだろうし・・・。
勝利に一番近いところにいるのは間違いない。悪くても２着は外さない。


では２番手争いはどうなるのか？
やはりトライアルを使ってきた馬が好走する桜花賞なのでその中から選びたいが、
過去の歴史が物語るとおり、今年もメンバーのレベルが高かったのはチューリップ賞で間違いない。

今までの桜花賞RECが1：33；3だったところをチューリップ賞1:32;8だったのはただの高速馬場の恩恵であり別に
何の評価にもならないし、同じことはﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑのクイーンＣにも言えるけれど、それだけの速いタイムで
この時期に走ることができる完成度であるというのは間違いない。

そのチューリップ賞で勝ち負けを争った○ｼﾝﾊﾗｲﾄ・▲ｼﾞｭｴﾗｰは当然ここでも勝ち負けを争う権利を持つ。
ただしｼﾝﾊﾗｲﾄはきょうだい的にはトライアル血統の可能性があるし、
ｼﾞｭｴﾗｰはパワー寄りのｳﾞｨｸﾄﾜｰﾙﾋﾟｻ産駒という桜花賞傾向と異なる血統が気になる。
そして２頭とも直線一気の脚質なので不利を受ける可能性も十分にある。

そうなるとこの２頭だとﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑの優位は変わらない気がするなあ。一応アタマからもおさえるけれど・・・


一発の可能性を秘めるのは▼ﾃﾞﾝｺｳｱﾝｼﾞｭ。
阪神ＪＦでは本命を打って惨敗したのだが・・・。この馬も末脚はしっかりしていて33秒前半の時計もきっちり出すことができる。
ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑの作るタイトな厳しい流れは先行勢にはきつく、後方勢では届かないという絶妙なものになると認識しているが、
そこで勝ち負けに絡めるのはこの馬のように中段好位置で競馬できる馬だろう。
しかもスタミナが求められる展開にもってこいのﾒｲｼｮｳｻﾑｿﾝ～ﾉｰｻﾞﾝﾀﾞﾝｻｰ系。
阪神では結果を出せていないが間違いなくこの馬が穴候補と見る。


ちなみに過去０７年以降３着以内の馬券に絡んだ馬に共通する傾向
①連対実績２つ以上必須。（できれば２勝が理想）
②前走・前々走がマイル以上＆マイル以上。どちらか１４００の場合はもう片方がマイルであり１４００のほうは馬券になっている事
③前走・前々走両方についてチューリップか阪神ＪＦなら着順問わず。
　チューリップ・阪神ＪＦ以外なら６着以内（理想は３着以内）。

以上の３点を今年クリアした馬は
ｱｯﾄｻﾞｼｰｻｲﾄﾞ
ｱﾄﾞﾏｲﾔﾘｰﾄﾞ
ｷｬﾝﾃﾞｨﾊﾞﾛｰｽﾞ
ｼﾝﾊﾗｲﾄ
ﾃﾞﾝｺｳｱﾝｼﾞｭ
ﾌﾞﾗﾝﾎﾞﾇｰﾙ
ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑ
ﾚｯﾄﾞｱｳﾞｧﾝｾ
ｳｲﾝﾌｧﾋﾞﾗｽ
ｼﾞｭｴﾗｰ

以上１０頭。

手広く買うなら前述の印４頭のほかにこの各馬を絡めたいところだが、ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑから買う立場としては相手は相応に絞る必要がある。


３連単の３着候補としては過去傾向から外れ馬もいるが、以下の馬をおさえておきたい。

連対実績が１走しか無いが、好位集団で競馬して良い脚を使える△ﾗﾍﾞﾝﾀﾞｰｳﾞｧﾚｲ。

持ちタイムも遅くこれまで好走してきたレースもトロいレースが多く傾向的にあわないばかりか、
出遅れの可能性もあってここよりはオークス狙いじゃないかという気がする▽ﾚｯﾄﾞｱｳﾞｧﾝｾ。

瞬発力実績に乏しいし、ここはきっちりとスタミナも求められる展開になりそうな割に前走ﾌｨﾘｰｽﾞＲ２着では心もとないので
評価を押さえまでに留めた×ｱｯﾄｻﾞｼｰｻｲﾄﾞ


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正直馬券的にはここまでしか買えないなあ・・・・　あー、買い方悩むなあ・・・・買い方を間違うと予想あってても外しちゃいそうだし・・・・。ｱｰ、悩む・・・・。