2016年5月18日水曜日

藤田菜七子騎手 盛岡降臨!

神や仏などが下界に降り、人々の前に姿を現す=降臨

まさに競馬界にとっては場所の中央・地方を問わず、藤田菜七子騎手は救いの神なのではないでしょうか?





昨日は休日出勤の振替休暇。
偶然にもそんな日に藤田菜七子騎手が盛岡競馬場にやってくるとあっては家でゴロゴロなんてしていられない(笑)

競馬新聞片手に盛岡競馬場に出撃してきました!


入場ゲート正面


 ゴール前


1角~2角


3角~4角



月曜日とあってふだんなら観客もまばらに決まっていて、いつもだいたい月曜は700人程度しか入場しないらしいのですが、昨日は「神」がやって来たということで最終的には2355人。

メインレースの頃は「本当にこれが月曜日??」「美容師さんばかりじゃないよね?」と思う観客の入りでした。


***


でも、朝一は思ったほど混んでおらず拍子抜け。

指定席もまだまだ余っている状況だったので、せっかくなので指定席でゆっくり観戦しました。


菜七子騎手は3レースからの登場で、3R、5R、6R、8R、9R、10R、11Rの計7クラ騎乗。


●3Rダート1400左
2番人気2着 8番パルミエ   (超惜しい!1着にアタマ差敗退。勝った高松亮騎手は「周りから怒られた」らしい:笑)
パルミエ&菜七子




※4Rには騎乗せず、歓迎セレモニー



●5Rダート1000左
3番人気4着 6番ビュレットライナー  (現役で2頭しかいないサンデーサイレンス産駒の14歳!なのに4着激走!)

14歳SS産駒ビュレットライナー&菜七子



●6R芝1600左 
1番人気2着 10番デルマシシマル  (ここは勝たなくちゃいけなかった1戦。位置取りがやや後ろで最速あがりも2着まで)

デルマシシマル&菜七子


●8Rダ1400左
2番人気5着 3番ティーソル  (前有利の馬場を後方から。最後詰めたが掲示板まで)

●9Rダート1600左 
6番人気10着 2番アクエルド  (準メイン JRA交流 フレンドリートロフィー アメジスト賞3歳 あまり良いところなし)

●10R芝1700左
3番人気7着 10番ハートオブジュン  (メイン競争 JRA交流 フレンドリーカップ アンタレス賞B1 あまり良いところなし)

●11Rダート1200左
2番人気4着 4番ウインミラージュ  (本日ラスト。勝てるチャンス十分だったが、気持ちよく前を追いかけすぎ最後粘れず・・・)


残念ながら勝利をおさめることはできませんでしたorz・・・


***


それにしても菜七子騎手の騎乗する馬がどれもこれも「毛ヅヤがよく」「明らかに調子が良さそう」な馬ばかり。

シロウトの私がパドックで馬を見ても、素晴らしいって思える仕上がりの馬ばかりでした。

そんなかんじで、みんな「菜七子に勝たせたい!」という気持ちが感じられましたね!

結果的に勝てなかったものの7クラ騎乗で、全着順は 2、4、2、5、10、7、4。準メインとメインを除くとすべて掲示板でした。

でもホント4Rのタイミングで行われた歓迎セレモニーで言ってましたが、初っ端の3Rで僅差2着の際、勝った高松騎手が「みんなに怒られた」そうです。

菜七子騎手は今回勝てなかったので「リベンジしたい!」と仰ってくれたので、また盛岡に来てくれる機会を楽しみにしたいと思います。

盛岡競馬場には芝コースもあるので他の地方競馬に比べて、JRAの厩舎としても有力馬を出走させやすい環境があると思います。

ぜひまた菜七子騎手を盛岡で走らせて、勝利をおさめてもらいたいと思います。


***

ちなみに・・・本日の岩手日報朝刊によると

1936年 世界初の女性騎手は盛岡出身の斉藤澄子。
(JRAの前身に所属。ただし男尊女卑の時代でありレース騎乗は敵わなかった)

1966年 日本初のレース(馬車を引く「繋駕競争」)で騎乗した女性騎手は岩手競馬所属の高橋クニ。

1969年 平地競争で騎乗した日本初の女性騎手は岩手競馬所属の高橋優子(高橋クニの娘)。209勝あげた。

その後1976年以降、岩手競馬には5人の女性騎手が誕生した。

現在の岩手競馬には女性ジョッキーは鈴木麻優騎手が在籍。→今回も5R,6R,9R,11Rで菜七子騎手と直接対決しました。

だそうです。

凄いぞ!岩手競馬!



***


南部杯G1は無理かもしれませんが、クラスターカップG3や、マーキュリーカップG3とかで盛岡で騎乗できると良いですね。

また来て欲しい!そしてぜひとも勝利を挙げてほしいと思います。

ガンバレ菜七子ジョッキー!!


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