NHKマイルカップの予想 2016 ブレイブスマッシュ

大型ＧＷも今日が最後。今年のＧＷはカレンダーに忠実に従ったため自分自身にとっては大型ではなかったが、３－３－２という休日ローテーションは精神衛生上、仕事もしつつ休みつつ・・ということで精神的にも非常に良かった。

さあ、明日からの仕事の活力にNHKマイルカップ、バチッと当てたい！






むむ！しかし今年のNHKマイルＣは非常に難解。
全ては④ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑをどのように扱うのかによって変わってしまう。

結論を先に書いてしまうと桜花賞の失敗を取り戻したい④ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑ・①に入ったので何が何でも先行するであろうｼｭｳｼﾞ・⑬からかぶせて位置を取りに行き易いｼｹﾞﾙﾉｺｷﾞﾘｻﾞﾒ、という快速馬がそろっており、これはどう考えてもスローにはならない。ﾒｼﾞｬｰが桜花賞で瞬発力勝負では弱いところを露呈してしまっただけにハイペースの持久戦に持ち込みたいはず。そうなると差し馬有利な流れにヤマを張りたいと思うのは当然の流れだろう。

ちなみにNHKマイルはテン３ハロンより終い３ハロンの時計のほうがかかるのが普通。しかもハイペース。
マイルより短い距離の実績はあまり重要視できないレースでもある。


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◎⑭ﾌﾞﾚｲﾌﾞｽﾏｯｼｭ
大穴狙い。この馬は明らかに１４００から１６００のほうが良い馬であり、２０００はいかにも長かった。前走１４００の好走は道悪適性だけではなく２０００から適性距離に戻ったのが好走の要因と考えられ、さらに適性の良いと思われるマイルへの延長はこの馬にとって好走が期待できる。東京のマイルはサウジアラビアロイヤルＣで⑧ｲﾓｰﾀﾙを破った舞台であり、そのレースもNHKマイルに求められる前傾LAPだった。前走も強烈な前傾LAPでありこのような流れは得意としている。良い末脚を持っており、前が行って最後の直線で時計がかかる流れが確実なだけにこの馬が外から飛んできてくれる。１１番人気？おいしすぎるでしょ・・・。


○⑧ｲﾓｰﾀﾙ
実質的にはコチラを本命視しても良いのだが・・・。NHKマイルの勝ち時計が速かった09年10年でいずれもﾏﾝﾊｯﾀﾝｶﾌｪ産駒が連対しており、今年も時計の速い決着が予想されるだけに（現時点での持ち時計はないけれど）大きく期待したいﾏﾝﾊｯﾀﾝｶﾌｪ産駒。なにしろ今まで戦ってきた相手が違う。終わってみればサウジアラビアロイヤルＣの再現・・・となれば大もうけ（笑）。ちなみにダービーに出るためにはここで賞金を加算しなければ出走が叶わない。ここが本気の競馬になるはず。


▲③ｱｰﾊﾞﾝｷｯﾄﾞ
こちらも本命視できる馬。毎日杯からの臨戦は好走確率が高い。その毎日杯で先着されたｽﾏｰﾄｵｰﾃﾞｨﾝが土曜日に京都新聞杯をしっかりと勝利してダービー出走を決めたことからも改めて毎日杯のレベルの高さが証明されており、豪腕ﾎﾞｳﾏﾝに導かれぜひともこの馬もダービーに駒を進めたいところ。こちらも賞金的にはダービーに足りていないので本気度MAX。ﾊｰﾂｸﾗｲ産駒だけにNHKマイルで結果を残せていないのは気になるがなんとか賞金加算したい。


▼④ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑ
クイーンＣは信じられない高速時計。でも馬場自体が高速仕様だった結果と考えれば納得。前述したとおり瞬発力勝負になれと脆いというところを露呈したためやはりハイペースの持久戦に持ち込むと思われる。快速馬がそろっていて正直なところ再び飛んでしまってもおかしくないと思っているが、あっさり勝ちきってしまう可能性もある。どちらに転ぶのか楽しみではあるが・・・。結果的に好走し一緒に連れてくるならスタミナのある馬。飛んでしまうなら瞬発力に富んだ軽い馬だと思うが果たして・・・・。


△⑮ｽﾄｰﾐｰｼｰ
前走初の１６００で２着に好走。１２００で好位置につけて好走してきた馬が前走１６００で後方で完璧に折り合い、ロスが多い大外を回しながらも末脚を活かして完璧な競馬。これなら１６００は問題ないどころか適性高いといえる。この馬も前傾LAPの競馬を得意としており、素晴らしい末脚を持っており、やはり人気は無いが大きく穴をあけてくれる可能性が十分。ちなみにNHKマイルで好走する馬は将来スプリント路線でも活躍する傾向があるが、この馬もここで好走し、同じｱﾄﾞﾏｲﾔﾑｰﾝ産駒のﾊｸｻﾝﾑｰﾝのようにマイル以下路線で活躍していけるのではないかと期待したい。


▽①ｼｭｳｼﾞ
ここも穴狙い。まだこの馬は見限れない。父は１２００のＧ１を制覇したｷﾝｼｬｻﾉｷｾｷであり母父がｷﾝｸﾞﾏﾝﾎﾞ。どちらも軽い感じであり先行馬総崩れなら別だが、ﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑが崩れなおかつ先行馬が残るとしたらこの馬が残ると思っている。逆にﾒｼﾞｬｰが残ればこの馬は消えそうだが・・・。橋口師が引退し転厩して２戦目。今回が狙った１戦であり調教も猛時計で抜群の仕上がり。なんとか距離さえもてば・・・・。この馬も戦ってきた相手のレベルは高いのでここでも十分期待はできるはず。


×⑤ﾛｰﾄﾞｸｴｽﾄ
出足が良くないため後方からの競馬しかできない。陣営もそこは承知で早々に「後方」から行く宣言。そうかんがえると内枠は馬群がばらけない限り不利を受けやすいため歓迎できる枠ではない。ハイペースで前が止まってしまえばこの馬にも出番はあるが、もし前が止まらなければこの馬が消える。昨年はｸﾗﾘﾃｨｽｶｲが１着に来たけれど、皐月賞からNHKマイルの臨戦は間隔が短く本来は向かないはず。あっさり消えても全然おかしくないし信頼はできない。


＃⑥ﾃｨｿｰﾅ
この馬が一番絶好の位置で競馬しそう。ゆとりの藤沢厩舎は好きじゃないが、デビュー戦を除くと一貫して外国人騎手を起用しており、今回もしっかりと継続騎乗でデムーロを確保してきたことから、ここで賞金を加算してダービーへ確実に出走したいという糸が見える。前走１４００の馬は勝てない傾向であるため２・３着といったところか。それともﾁｪｯｷｰﾉのようにしっかりと勝ちきるのか・・・。


消⑦ﾄｳｼｮｳﾄﾞﾗﾌﾀ
田辺ジョッキーと手があう馬だが戦績のとおり１４００がベスト。前傾LAPの前走は見事に末脚が嵌ったがそれは展開の妙。軽い馬場のマイルでは疑問も感じられ前日３番人気だが印が回せない。


さあ、大混戦。穴がいっぱい。どのように買おうか？？