桜花賞の予想 2017 ◎ソウルスターリング

前日土曜日は雨が降り道悪競馬となった。日曜日も雨はあがったようだが道悪で力がいる重馬場が確定。もともと普通の桜花賞ならディープ・キンカメ・ハーツが強いところだが今年はさらにﾉｰｻﾞﾝﾀﾞﾝｻｰの血が大きくものを言いそうだ・・・・。






逃げる馬はそれほど強力なイメージはなくおそらくスローで流れるだろうが、力のいる馬場になるということで展開の面で見てもラストの時計を要する流れになりそう。先行組には体力的な面で厳しく、馬場が悪いので追込組も届かず。やはり中段で脚をためた組で外目の良いところを通れる馬が有利だろう。


今年は◎⑭ｿｳﾙｽﾀｰﾘﾝｸﾞという強力な無敗馬がいる。

好位にスンナリつけてしっかり折り合い末脚もしっかりしているという弱みの非常に少ない馬である。鞍上のﾙﾒｰﾙはライバルのｱﾄﾞﾏｲﾔﾐﾔﾋﾞとこの馬と２頭のレースすべてに騎乗しており、そのﾙﾒｰﾙが桜花賞はこの馬を選択。そして可能ならオークスではｱﾄﾞﾏｲﾔﾐﾔﾋﾞに乗りたいと言ったとのことで、２頭の適正距離ははっきりしている。

ｿｳﾙｽﾀｰﾘﾝｸﾞがこれまで倒してきた相手の逆転は無理と思われるだけに、そうなるとここは人気のとおりｿｳﾙｽﾀｰﾘﾝｸﾞの頭固定でもいけるのではないか？

この馬はバリバリの欧州血統なので本来は日本の高速馬場に合わないとみるのが普通なのだが、それをいとも簡単にこなす能力を持っており、むしろ道悪のほうがもっと強さを発揮する可能性がある。じっくりとこの馬の勝利を見届けたいものだ・・・。


対抗○はそのライバルの⑮ｱﾄﾞﾏｲﾔﾐﾔﾋﾞ。
母父ｸﾛﾌﾈなら道悪もこなしそこそこいい競馬をすると思うが、適正はオークス向きだし、クイーンＣ勝ち馬が直行で桜花賞に挑んだ場合勝った馬がこれまでいないというのがやや割り引いた理由。最高で２着４着も十分可能性あるという見立て。掲示板は外さないと思うが。


以下はそれほどどの馬にも大差がないのだが、例年と違って今年は道悪馬場なので道悪適正と血統を重視してみたい。

▲⑫ｱｴﾛﾘｯﾄ・・・父ｸﾛﾌﾈと母父ﾈｵﾕﾆｳﾞｧｰｽなら道悪大得意のはず。枠もちょうどよい

▼⑯ﾐｽﾊﾟﾝﾃｰﾙ・・・差し馬のＤﾒｼﾞｬｰ産駒というのもなかなか珍しい印象。そのＤﾒｼﾞｬｰと母父ｼﾝﾎﾞﾘｸﾘｽｴｽということでこの馬もパワー型で道悪は苦にしないだろう。ｿｳﾙとﾐﾔﾋﾞの後ろからマークして出し抜けを食わせられるか？

△⑥ﾘｽｸﾞﾗｼｭｰ・・・こちらは安定した成績で３着にはもってこいという印象。母系はやはり欧州系なので道悪は気にならない。

▽⑱ｶﾜｷﾀｴﾝｶ・・・特注馬。重馬場で勝ち上がり、千両賞では毎日杯を制したｱﾙｱｲﾝやシンザン記念を制したｷｮｳﾍｲに次ぐ３着に好走し、休み明けチューリップ賞は５着に負けたが距離が伸びた君子蘭賞ではきっちりと２勝目を挙げた。どちらかといえばやはりオークスのほうが向いていると思われるが出走馬唯一のディープ産駒であり、母父はクロフネということでどう考えても道悪は走る。うまいこと馬場の良いところを走れる大外枠をゲットしたこともあって、ほかの馬が道悪に苦しむ分この馬にはチャンスが広がる。

×④ｼﾞｭｰﾇｴｺｰﾙ・・・こちらもｸﾛﾌﾈ産駒。重馬場・稍重馬場でデビューから連勝。相手関係がそれほどでもなかったデイリー杯もしっかり勝ち切るところは能力の証。ＪＦはかかって惨敗。休み明け前走も0.6秒差負けと勢いは薄れているが再び道悪競馬なら復活の可能性もなくはない。この人気ならおさえてもいい。

＃①ﾐｽｴﾙﾃ・・・この馬も注目のフランケル産駒。母父もダート系ということで道悪は問題ないと思われる。だがその母系が短距離スピード系ということで折り合いがカギを握るタイプ。そういったタイプの馬は休み明けでも走ると思うが・・・４角から直線でどの馬も外を走る中、一頭だけ道悪の最内を走って粘って３着～４着でゴール・・・という感じじゃないか？


買い目は
３連単　◎→○▲▼△▽→○▲▼△▽×＃　
３連複　２頭軸ながし　◎○→▲▼△▽×＃

ここはあえて逆らわないことにしてみました（笑）