我が家のある地域は俗称「さくらが丘団地」。
タクシーに乗って運転手さんに「○○?丁目のさくらが丘団地までお願いします」というとわかってもらえる程度に有名です。
そんな感じで盛岡市内でもわかる人はちゃんとわかっている、我が「さくらが丘団地」。
その「地名」の由来になっているかもしれないと言われる「我が家」と目の前の「保育園」の桜の木。
由来になっているかもしれないという位なので、我が家の敷地内にある桜もとても太くて立派。
でもかなりの「老木」になっていて、ここ数年は病気にかかって桜が咲かない部分があったり、部分的に腐食がはじまったり、サルノコシカケが生えて来たり・・・・。
早い段階できちんとお金をかけてメンテナンスしてあげればよかったのだと思いますが、財政的な事情もあってなかなかメンテナンスにお金を割くことができず・・・。
昨年もこの写真みたいな感じで、上のほうは全く花がついていない状態でした・・・。
腐食が始まっている・・・
このまま行っても綺麗に花開くことは無い・・・
そのうち自分の重さに負けて倒れてしまう危険性がある・・・
そんな感じで、このまま放置しておくとよろしくないことをたくさん言われ・・・
3月19日。義母より財政的支援をいただき(苦笑)、勇気をもって我が家の桜の木を切ってもらいました。
やっぱり地名の由来になっているかもしれないとか言われるとちょっと切り倒すのに躊躇してしまいますし、何よりも私自身が「八百万の神(やおよろずのかみ)」を信じており、万物には精霊が宿るということを信じているクチなので、今回の決断には本当に勇気がいりました。
業者さんがお清めの塩と水を用意してから実施してくれるという話を聞いて、ようやくお願いする気になったというのが本当の話です。
出資してくれた義母にもとても感謝しています。
何しろ、大人2人で幹をぐるりと囲むのがギリギリか、3人がかり・・という位太かったし、高さもあり、広がりも大きかったので、業者さんにかかる費用もなかなか掛かってしまいましたので・・・。
業者さんが高所作業用クレーンや搬出用トラックを使って作業して・・・・ウン十万かかったようです。
で、切ってもらったあとの丸坊主の姿がコチラ。
最初は下の方から完全にスパッと切断するかもしれない旨を聞いていたのですが、会社から帰ってきてみると、下の幹の部分は残したままの状態となっていて。
桜の木自身は死んでいないので、何年かすればまた若い枝がでてきて、芽生え、花が咲いてくる・・・という話を聞いて、なんだか本当にホッとした気持ちになっていました。
もう今年は桜が咲くことはありません。
とても寂しい。
これまで我が家に来て一緒に花見を楽しんでくれたお友達の皆さん。
通勤の途中で我が家の桜をみて楽しんでくださった方。
すみません、やむを得ず切ってしまいました。ご了承ください。
いつかまた花をつけることができるかもしれませんので、その時まで見守っていただければと思います。
今年はどこで花見をすればいいかな・・・・(寂)
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