フローラＳの予想 2018 ◎レッドベルローズ

盛岡市内の桜はこの週末が満開。

我が家の桜は既報のとおり病気になってしまったことから、残念だったけど切ってしまった。

だけど、見てコレ！がんばって今年も咲いてくれたのよ！！

さてそういうわけで東京開催２日目。絶好のコンディション。
昨年に引き続き行われたエアレーションの影響か差しもしっかり効くし、前の馬もそこそこ残るという、公平な馬場状態と言っていい感じ。

このフローラＳは１番人気がなかなか好成績だが２・３着には２桁人気の穴馬が飛んで来たりするレースで人気同士では簡単に収まらない印象。

東京２０００は内枠先行有利という格言のとおり、内枠の人気薄を絡めて買いたいレース。そしてもうひとつ。今回のメンバー構成は逃げ馬不在ということで超スローが確定。

まちがいなく瞬発力勝負になりそうだが差し馬が多い。つまり先行有利な展開になりそうなのに後ろから行きそうな馬が多いという状態になっている。後ろからしか行けない馬にはなかなか厳しい流れになりそうだし、唯一と言っていいほど前で競馬をしそうな（１６）ﾉｰﾑｺｱがハナを獲れば最後の直線では非常に面白い競馬になりそうだが・・・。


◎（１２）ﾚｯﾄﾞﾍﾞﾙﾛｰｽﾞ
フェアリーSは消耗戦で前が崩れたところを３着に飛び込んだという状態。クイーンCはテンが速くて厳しい流れにも拘わらず前の馬も残るという特殊な流れ。直線では不利もあって最後方からのこの馬には向かない競馬になった。やはり勝利を収めた２戦のようにスローから瞬発力をいかす流れがこの馬に向くので今回はベストの条件と言っていい。特に前走ミモザ賞は時計も内容も優秀であり、ここはしっかり勝利してＧ１に駒を進めたい。


○（４）ｻﾄﾉﾜﾙｷｭｰﾚ
２４００の対牡馬戦を続ける使い方を見てもオークス狙いであることが明白な馬。胸を張ってオークスに進むためにもここは２着以内に絶対入りたいはず。前走強い競馬でロングスパート戦を制しておりここも同じ手でくるか？高確率で馬券になると思っているが・・・・


▲（３）ｳｽﾍﾞﾆﾉｷﾐ
父ｴｲｼﾝﾌﾗｯｼｭはスローからの瞬発力勝負に秀でた馬であり同じような展開が見込まれるここは非常に楽しみがある。未勝利を勝ち上がるのに時間がかかったが２０００の距離ならこの馬のスタミナが生きてきそう。前が平均ペースで引っ張ってくれる流れの方がこの馬には向くような気もするが・・・。内目の好枠をゲットできたこともありここはぜひ一発穴をあけてもらいたい。


▼（１６）ﾉｰﾑｺｱ
今回のレースのペースを作る馬になりそう。先行して行ける馬がこの馬と（２）ｵｽｶｰﾙﾋﾞｰ位しかおらずスローの先頭か２番手で進めると思われる。この馬自身はスローからの瞬発力勝負に秀でていて前で粘りとおす力があるのでライバルの多くが後方から競馬するタイプが多いのはこの馬に向く展開と言って間違いない。大外枠から全体を見ながらジワリと先頭に立ってスローに落とす競馬になるはず。ﾊｰﾋﾞﾝｼﾞｬｰ産駒が２年連続で連対を果たしそうだ。


△（１０）ｵﾊﾅ
４１６キロと小さい馬。前走は菜の花賞の疲れが残る中、オーナーの意向で急遽使われた結果ということらしく参考外。クイーンＣのレベルは高かったと思うがそういう状態でもきちんと格好をつけるところはマイラーであるから・・ということも言えると思う。正直２０００ｍのここは不安があるのだけれど素質で簡単にクリアしてしまうかもしれない。印としては押さえの評価だが・・・・。


▽（１）ｻﾗｷｱ
ゲートの開く音にびっくりしてしまうので出遅れるらしい。今回ももちろん出遅れは想定内。ただし先入れの１番枠なので出遅れは確定的と言っても良いし、致命的と言っても良い。スローが見込まれるので追いつくことはできるだろうが、そこまでに脚を使ってしまう流れでは最後の直線で勝ち切るまではどうか？やはりこれも押さえ評価にとどまる。


×（５）ﾉｰﾌﾞﾙｶﾘﾅﾝ
急遽藤岡康の落馬負傷により横山典騎乗。買うか迷った馬だが好枠だし横山騎乗なら何かやってきそうな気がして・・・。能力は高く良い末脚を持っている馬で、中山内回りの前走よりは東京や阪神外回りのほうが明らかに向くタイプではないか？ここは絶好枠でもあり穴に期待。（あー、でも馬体減りすぎだなー・・・）


消（１１）ｶｰｻﾃﾞﾙｼｴﾛ
いくら本馬の能力が高かったとしてもデビュー戦勝ちからの２戦目がいきなり重賞というのは敷居が高い。オークスを狙う面々からまだ早いと言われるでしょうね。


馬券は多分ボックスのような買い方のほうが合うと思う。上位４頭を中心に各印に流しても良いし・・・いずれこのレースは手広くいくべき。