2018年5月16日水曜日

弾発指(ばね指)の手術

2016年11~12月頃から徐々に症状が出始め、2017年春ごろ完全に「ばね指」に
なってしまい・・・。一年半たって今回ようやく、根治を目指し手術してまいりました。







前回、紹介した際は昨年の今頃。こんな感じでしたね。

https://keibanonsmoke.blogspot.jp/2017/05/blog-post_28.html

ばね指とは正式には「弾発指(だんぱつし)」といいます。

指は指からつながる屈筋腱によって曲げ伸ばしをすることができます。
その屈筋腱は靱帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)というトンネルの中を通ることによって指の骨からの「浮き上がり」を防ぐように作られています。




屈筋腱と靱帯性腱鞘(トンネル)の間で炎症が起こると、痛みや熱感、腫れが生じます。
(下の写真の赤い部分が痛くなる)



指を曲げた時などに腫れた患部(赤い部分)が靱帯性腱鞘(トンネル)を通って「向こう側」(写真の上の指側のほう)に行きますが、この時は筋力で指が曲げられるので比較的簡単に「向こう側」に行きます。

しかし、一度、下の写真のように「トンネルの向こう側(上側)」に行ってしまうと、今度は腫れた患部がトンネルの入り口で詰まってしまって戻れなくなり、本来の「トンネルの下の方」(↑の写真の様に)に行けなくなってしまいます。

写真の様に「指が曲がったまま戻らない」という症状が出ます。



そこで力を入れて戻そうとすると、指が反発したように「パン!!」と勢いよく戻るので「弾発指」というのです。


私は中指でしたが、親指の付け根がなる人もいれば、小指がなる人もいるようです。

ゴルフとか、編み物とか、いずれにしても「指の酷使」が原因と言われるようですが、私は特に酷使した要因が思いつかず・・・・。

野球じゃないだろうし、パソコンじゃないだろうし、ましてやカーリングでもないだろうし・・・・。

ということで私の原因は不明だったのですが、行きつけの整骨院の先生に診てもらい、1年程(月2回程度:マッサージ&電気治療&超音波治療)通ったのですが、改善する気配がなかったことから、紹介状を書いていただき、外科治療(手術)をすることとしました。外科の先生もその整骨院の先生から紹介していただきました。(手の権威ということでした)


私の(MEMEもママも)行きつけの整骨院はコチラ
http://www.aozora-seikotsu.com/

紹介してもらった外科はコチラ
http://www.tochinai.com/tochinai/shinryou.html


局所にステロイド注射をして症状を抑えるという方法もあると言われたのですが、私は進んで手術をしてもらうことにしたのでした。

下の写真のように「トンネル」を切開して解放することで患部が腫れたままの状態になっていても、「トンネルを(もうトンネルではなくなっているので)通過できる」ということです。




手術後の写真がコチラ


3針縫いました。

2センチ位ですかね。

局所麻酔で。

手術時間は、手術室に入って→麻酔をして→手術して→縫合して→部屋を出るまでで約30分弱。実際の手術時間は10分程度でした。

痛み止め・化膿止め・胃薬の3点セットを3日分処方されました。

手術の日の費用は7000円位でした。(3割負担の数字です)

上記の手術は5月10日の午前に行い、午後からは普通に仕事してました。
(肉体労働ではないので・・・)
でもしばらくの間は少し腫れてましたね。

結局、初診・手術・これから行う抜糸(1週間後)の計3回の通院で終わるようですね。
これならもっと早く手術する決断をすればよかったかなと思っています・・・・。


ばね指で悩んでいらっしゃる方への情報提供でした。



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