マイルＣＳの予想 2019 ◎インディチャンプ

気がついたらこの秋の中央競馬ももう後半に入ってて、今年秋シーズンの中央競馬Ｇ１はマイルＣＳが初めてなのでした・・・・。

久しぶりでワクワク・・・・。







逃げ馬不在。スローが想定されるところだが、かといって直線に入ってからの瞬発力勝負にはならないコース形態。いかに坂の下りのスピードを殺さずに長く末脚を持続させられるかがカギ。今年は１０月に雨が多かった影響が出ていて非高速馬場。先週のエリザベス女王杯でｽﾃｲｺﾞｰﾙﾄﾞ系がワンツー。これらのことを考えるとやはりスタミナを併せ持つような馬を買いたいところ。ここは基本に戻って天皇賞・毎日王冠の距離短縮組を狙いたい。特に今年はどちらのレースもレベルが高く、持続力が問われ息の入らないLAPが続いたレース。そこに出走していた馬にとってはマイルへの距離短縮は競馬が楽になると見ている。


◎（５）ｲﾝﾃﾞｨﾁｬﾝﾌﾟ
今年の安田記念馬。デビュー以来４着を下回ったことが無い。先行好位で競馬できる抜群のセンスを持ちながら３２秒台の末脚を併せ持つ。前走休み明けで毎日王冠（３着）を叩いのは非常に大きな意味を持つ。得意の距離に戻った今回、万全の仕上がりにあり、絶好の５番枠なら馬券圏内を外れることは考えられない。強力ダノン２騎がいてもここは頭から狙うべき馬。


○（１）ﾀﾞﾉﾝｷﾝｸﾞﾘｰ
共同通信杯優勝、皐月賞３着、ダービー２着、休み明けの毎日王冠優勝。世代最上位の実力馬がｲﾝﾃﾞｨﾁｬﾝﾌﾟ同様毎日王冠を叩いてマイル路線へ。内枠有利のこのレースで１番枠を引いたのは良かったが前走出遅れているので、もし今回もそのようなことがあれば東京とは違ってなかなか好走しにくいレースとなる。そして初めての輸送がどうでるのか？調教後の馬体重で４５２キロということは輸送で４４０キロ近くまで減ることが想定される。能力が高いのは間違いないが１００％の力を出せるかどうかがカギ。


▲（１４）ﾀﾞﾉﾝﾌﾟﾚﾐｱﾑ
各ステップレースの中では最もハイレベルだったのが天皇賞秋。別格のｱｰﾓﾝﾄﾞｱｲには屈したが２着でも十分な成績。激走の反動が心配ではあるものの能力ではこの馬が一番と言っても良い。右回りでは４戦４勝であり京都マイルも完勝の実績がある。外枠を引いてしまった分壁を作れずに気持ちよく行ってしまうかも・・・ということで３番手評価に落としたが、勝利の可能性は十分とも思っている。


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上位３頭がちょっと抜けている印象で勝ち負けはこの３頭で決まりか・・・。
以下は２着３着までと見ている。


▼（７）ﾍﾟﾙｼｱﾝﾅｲﾄ
昨年２着、一昨年１着。京都マイルは大得意。今年６戦目だが叩いて良化してくる馬なので使い詰めの心配は不要。そういう意味で札幌記念５着から毎日王冠４着の流れはここに来て得意な競馬場と距離になることで競馬が楽に感じるはず。陣営も最初からここが究極の仕上げで挑む１戦だったはずなので楽しみではある。適度に時計がかかるようであればこの馬にも出番が回ってくるはず。


△（２）ｸﾞｧﾝﾁｬｰﾚ
今回の穴馬。京都マイルは鬼。前走５着と７歳が嫌われて１１番人気に甘んじているが４月のマイラーズＣでは逃げてペースを作り出しｲﾝﾃﾞｨﾁｬﾝﾌﾟやﾓｽﾞｱｽｺｯﾄを押さえてﾀﾞﾉﾝﾌﾟﾚﾐｱﾑの２着に粘り切っている。安田記念も４着とはいえ0.2秒差。ここは穴馬に２着・３着に来てもらいたい。


▽（１２）ﾓｽﾞｱｽｺｯﾄ
休み明けの毎日王冠を叩いてスワンＳ２着でしっかり好走。そのままの勢いで昨年１番人気１３着の汚名を晴らすためにここへ出走。昨年は４角で大きな不利を受けたのがすべて。調教が抜群に素晴らしく状態万全。さすがに「デットーリ」に依頼していた（結果的にメルボルンＣの騎乗停止処分を受けて来日が遅れた）ということもある。８番人気？ここは絶対に押さえるべき馬。


×（１５）ﾀﾞｲｱﾄﾆｯｸ
間違いなく１４００がベスト。１ハロン長いのは事実だが京都は大得意の馬だしスローが見込まれることもあり距離が伸びて走れないということも無さそう。１５番枠は好材料ではないし、いつも通り後方からでは出番がないが、前目の位置を取りに来るとすれば好走してしまいそう・・・・


消（１０）ｱﾙｱｲﾝ
昨年３着馬。その後大阪杯を制したのは記憶に新しいところだが、ここ２戦続けて１秒以上の差で負けている。前走大外が祟ったことや左回りが苦手ということを割り引いても負けすぎだし、やはりﾃﾞｨｰﾌﾟｲﾝﾊﾟｸﾄ牡馬産駒の成長力には疑問が・・・。


昨日も今日もｽﾃｲｺﾞｰﾙﾄﾞやｵﾙﾌｪｰｳﾞﾙが大活躍している京都競馬場。ｲﾝﾃﾞｨﾁｬﾝﾌﾟで固くない？