今年のチャンピオンズカップは12月1日だが、開催初日(11月30日)土曜日が基準になるので、3歳馬クリソベリル・ワイドファラオの2頭はハンディが例年より1㎏楽になって55㎏の出走。この差がどうでるのか・・・。
中京ダート1800は向こう正面から3角を経て4角まで4m下り、直線を向いたところで一番低い地点から200mで2mを登るイメージ。さらに緩やかに登りながら200mの直線を駆け抜けるということで、東京のようには差しが決まりにくい先行有利なレースコース。
とはいえども近年の例を見ると馬券圏内は先行勢が2頭で差し馬が1頭というのが最もしっくりくるイメージ。単騎逃げが見込まれるインティの出来が本物かどうかによって大きくレースが変わるような気がするのだが・・・・。
◎(3)チュウワウィザード
戦歴13戦中8勝2着3回3着2回。帝王賞はオメガパフュームの2着に負けたが前走JBCは休み明けながらもハナ差で制覇。強い4歳世代でG1タイトルを獲ることができた。先行できてしかもきっちりと末脚を活かすことができるため戦績にブレがない。展開に左右されない「王道競馬」ができるタイプ。今回も相手は強豪揃いだが崩れたり展開に左右されたりする心配が最も少ない馬。休み明けを叩いた上積みもありここは3着内なら固い。
○(11)ゴールドドリーム
前走の南部杯は現地で観戦。シロウトながらパドックの見栄えがイマイチだったのを明確に覚えている。レースも結果的に格下2頭に負けて3着。休み明けで全く仕上がっていなかった。もちろん今回のレースはメイチの仕上げ。最終追切は馬なりで驚異の坂路50.9秒。発表された調教後の馬体重が542㎏と輸送で減ることを加味しても少々太目か?と心配したが、ルメールの「血のパイプ(血管)」が見えるという言葉や、調教師の申し分ない仕上がりという言葉からもしっかり力を発揮できる状態にあることがわかる。直線やや外目を差してくるものと思われ前の有力馬をゴール前で捕えきることができるか楽しみ。
▲(6)オメガパフューム
強い4歳世代。昨年はこのレース5着の後東京大賞典を制覇。つづくフェブラリーS10着敗退後は帝王賞制覇と、右回り>左周りという結果が続いていたが、前走浦和でハナ差2着(勢い的にはコチラが勝っていた)という結果を残し、これなら左回りでも・・・という期待感を抱かせるに十分な内容だった。脚質的にやや後ろからの競馬になるのでうまく馬群を裁くことができるかがカギ。世界ナンバーワン騎手デットーリが能力を余すことなく引き出せばアタマまで可能性ある。
▼(4)インティ
逃げ馬の武豊。正確な体内時計できっちり馬を走らせることができる。2017年から今年のフェブラリーSまで7戦連続で勝利していた(うち武豊は5勝)。しかしここ数戦ハナを切ることができずに惨敗を繰り返している。ピンかパーというのも逃げ馬の宿命といえる。今回のメンバー構成ならおそらくこの馬が問題なくハナをとることができそうなので最後の直線は非常に面白くなりそう。ただしこの馬を楽に逃がしたらヤバイのは周知なので前の集団に早めに捕まえに来られてしまうと脆さを見せることになる。影を踏ませないレースを最後までできるかどうか展開がカギとなる。軸馬としては向かない。惨敗か圧勝かどちらになるか・・・。
△(5)クリソベリル
圧勝を続ける3歳馬。これまで相手につけた着差は26馬身。非常に強いところを見せつけてG1に挑んで来た。しかし今回はこれまでの相手とはレベルが違う。陣営も負けるならココと認識しており、万全の自信がある様子ではない。なぜなら強豪相手の多頭数で内枠。インティが前を走るのも確実で、これまであまり砂を被ることがなかったこの馬が初めてまともに砂を被る競馬をすることになるのは確定的。日本テレビ盃のスタート時に見せた「砂を被るのは嫌だ―」という仕草を見れば万全の競馬はできないのでは?という印象。やはりまだまだ経験が浅いのでここで惨敗しても全く不思議ではない。あくまでも押さえの評価とする。
▽(8)ウェスタールンド
昨年のこのレースでは何と驚異の34.4秒という末脚で2着に突っ込んで来た。今年骨折し前走はその休み明けだったにも拘わらず僅差の3着。叩いたここは昨年同様の鬼脚を使ってもおかしくない。抜けた印象の「5強」のうち3頭を負かせば馬券圏内。ありうるでしょう。それより気になるのはスミヨンがぎっくり腰になったという情報。乗り替わってもらったほうが嬉しいかも・・・・。
ここは3着内固いと見た◎チュウワウィザードを軸に
◎○⇒各印
◎▲⇒各印
◎▼⇒各印 という3連単マルチ。
それから○ゴールドドリームから馬連で◎▲▼へ。
飲み会や出張の続く年末。少しでも多く貯えたいです(笑)
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