2019年12月22日日曜日

有馬記念の予想 2019 ◎アーモンドアイ

先日の出張の際、京都駅八条口でタクシーを降りる時に精算した直後、財布を落としてしまった。タクシーを出て数歩しか歩いていない時に気が付いたのでおそらくタクシーの中だと思うが、タクシー会社に電話しても財布は無かったと・・・・。ショック!!








そんなかんじなので今年の有馬記念はなんとしても当てて、落ち込んだ気持ちをたてなおしていきたい。

とにかく今年はアーモンドアイのお陰で盛り上がっている感じがする。今や世界的名馬の呼び声も高いアーモンドアイにはぜひ好走してさらに日本の競馬を盛り上げてもらいたい。中山競馬場の雨はレースの時間帯はまだそれほどでもなさそうなので良馬場でおこなわれる見込み。やはり外枠不利・先行有利の見立てで良さそうだ。

もともと1番人気は信頼できる有馬記念。過去10年で1番人気が連対を外したのはゴールドシップの2014年・2015年の2年だけ。単勝1.5倍、1番人気アーモンドアイの軸は不動で良いんじゃないだろうか。


◎(9)アーモンドアイ
香港遠征直前の熱発は微熱程度のレベルで日本国内のレースなら普通に使っていたレベルとのことであり何も心配はいらない。世界が注目するこの馬にはしっかり勝ち切ってもらって日本馬のレベルの高さをあらためて示してもらいたいところだが、あのディープインパクトも国内で唯一負けたレースがこの有馬記念。ハーツクライを先行させるという奇襲でルメールにやられたという印象だが、いずれにしてもやはり差し馬よりは先行策が理想的ということでもある。そのルメールが手綱を取り前走秋天でも5番手で競馬ができていたし、昨年のJCでは2番手で競馬できていた。そういった意味では逃げ馬・先行馬の後ろの好位置で進める事ができそう。9番という枠についても顔ぶれを見ると馬群の中から抜け出すことも、外に持ち出すことも、どちらでも不利なくできそうな位置につけられそうであり、すごくいい枠に入ったと思う。ここは凡走は無いと見るが、ディープでも2着に負けることがあるということで1着だけではなく、2着付けの馬券も買っておくことにする。



○(6)リスグラシュー
枠順抽選会の矢作調教師の気合が入ったファッションで赤枠6番を引いたとき、この馬には今回「運」があると思った。宝塚記念~コックスプレートとG1を連勝中であり、今回のメンバーでは連勝中なのはこの馬のみ。しかも低レベルのレースではない。強さは本物と言っていい。非根幹距離も昨年のエリ女と今年の宝塚記念で優勝した実績があり問題ない。キャリアのラストを飾るにふさわしいレースになるのではないだろうか。宝塚記念・コックスプレートと2戦続けて手綱をとったDレーン騎手をJRAにルール解釈を替えさせてまで連れてきた陣営の意気込みは本物。アーモンドアイの逆転まである。



▲(11)キセキ
「肉を切らせて骨を断つ」を体現している馬。私の中ではかなり好きな馬と言っていい。昨年の秋シーズンからはブレのない信念をもった逃げ・先行騎乗で、あきらかに疲労でピーク落ちだった昨年の有馬記念と、酷すぎる馬場だった凱旋門賞を除けばきちんと結果を残してきている。しかもその凱旋門賞は日本馬最高順位だし・・・。遠征疲れが心配だったが、陣営はまったく不安を見せずに攻めの調教を施してきており、Rムーア騎手も川田騎手と同じように逃げ・もしくは2番手の競馬から早め先頭で4角を回ってくれば十分チャンスある。7番人気?ラッキーでしょう!キセキがおきちゃうよ!



▼(10)サートゥルナーリア
有馬記念は3歳に有利なレース。わずか10日程度後の年明けからは斤量差がなくなるというほぼ馬体が完成された時期に2キロのハンディをもらうというのはあまりにも有利。しかもクラシックを制した能力の高い馬ならなおさら。サートゥルナーリアもホープフルS、皐月賞を制しているように能力は証明されているところ。ただし初の古馬との対戦で6着だった秋天や1番人気を裏切って4着に終わったダービー等、星を落としたのはいずれも平坦LAP戦。そしてどちらも東京競馬場。東京の地下馬道を通るとテンションが上がってしまうということもあるらしい。今回キセキやアエロリットが平坦なLAPのレースにすることが予想されるため、ここで好走できれば東京が苦手ということになるし、凡走すれば平坦戦が苦手ということになるかもしれない。そんなわけで少し評価を落としてみたが・・・。万が一瞬発力が問われる流れになるようならこの馬が突き抜けてもおかしくはない。


アーモンドアイを逆転できるとすればここまで。以下は3着候補ということで・・・



△(7)ワールドプレミア
菊花賞馬で有馬記念に直行する馬は好成績を収める印象あり。京都向きと思われる馬ではあるがしっかり好位で脚が溜められれば鋭い末脚を使える。ディープの3歳で、菊花賞馬、2キロハンディありの武豊。この馬は買っておくべきでしょう。



▽(4)スティッフェリオ
今回の大穴候補。G2・G3格の馬だと思っているが、先行脚質であり内枠であり。
そういう馬がこれまでも穴をあけてきている。今年もステイゴールド産駒が一発穴をあける。



×(2)スワーヴリチャード
道悪のJC制覇。やはり右回りよりは左回りのほうが良い馬だと思っているし、中山では皐月賞2番人気6着、有馬記念2番人気4着、中山記念4番人気4着と、3戦して馬券になったことがない。今回は前に行きたい馬も多く、脚質的には結果的に差しに回ってしまいそうなメンバー構成だし、決して中山内回り2500がベストの条件とは思えず。調教がイマイチに感じており、前走の疲労もあるとすればここは3着のおさえが精一杯。



#(5)フィエールマン
切ろうかと思っていたが結果的には押さえることにする。凱旋門は最下位。不良馬場がまったく向かなかっただけではなく、「あのときはテンションが高くなり、折り合いも欠いてしまった。体も細く見えた」という調教師の言葉のとおり万全ではなかったと考えられる。さらにはゴール直後に止まってしまっていて、タフな凱旋門の重馬場でフィエールマンは疲労困憊だったらしい。これまで国内戦でガリっと骨のあるメンバーが集まったレースをまともに経験したことがない。勝った重賞は長距離戦で相手関係が楽だったとも言える。フレッシュではないディープインパクト産駒の古馬。休み明け3戦目。これなら3着のおさえで十分



さて有馬記念といえばその年を象徴する出来事のサイン馬券が話題となる。

今年はなんといってもラグビーW杯。けれども「ONE TEAM」の日本代表チームがサイン馬券に・・という感じではない。ここは優勝チーム南アフリカの「黄色」と「緑」で決まり(枠5&6)。


2 件のコメント:

  1. ま、まさかのアーモンドアイ9着・・・・。
    上位5頭すべて印を打ってるし、1・2着も重い印をつけた馬だったのでアーモンドアイ以外の
    予想はすべてあっていた・・・。

    結果論だけれどもやっぱり距離が少し長かったんだなあ・・・という気がしてならない。
    もちろんスローの展開だったらやれたと思うけれど、このペースでレースが流れてしまってはちょっと2500と最後の坂はこなせなかった・・・ということかな。

    うーん・・・・残念だ。

    それにしてもリスグラシューは強かった。

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  2. よくよく見てみたら・・・

    テンの5ハロンが過去最速タイの58.4秒。3.5ハロン通過から8.5ハロン目までの「中間5ハロン」も過去最速の(初めて60秒を割った)59.8秒。そして上がりが非常にかかった37.6秒というハイラップの消耗戦。

    終わってみれば前にいた馬は全滅で、16頭中で3角の時点の位置取りが9番手より後ろの馬が上位半分の8頭を占めた。

    アーモンドアイは脚を貯められなかったということに尽きるが、そういう展開で初めての2500という距離で中山の急坂を上るときには疲れてしまっていたということでしょう。

    同じく初中山&初2500でもうちでじーっと脚を貯められて、直線で斜めにカットして、外に出すことができて圧勝したリスグラシューとはあまりに対照的だったなあ・・・・。

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