2020年4月12日日曜日

桜花賞の予想 2020 ◎ミヤマザクラ

道悪競馬・・・。

桜の季節の締めくくりに「ミヤマザクラ」が咲く!






久々の雨の桜花賞。稍重馬場。

先週まで固めの速い時計が出る馬場だったのでそこまで酷くもなさそうだが内枠はあまり良くない。やはり例年通り中枠からやや外狙いか。

また今日は風も強そう。北東の風6Mの予報。
向こう正面で進行方向左前方から向かってくるイメージ。
先行する馬は序盤に体力をロスする可能性が高く、馬群の中で風を受けずに脚を貯める競馬をしたいところ。


***


今年はチューリップ賞上位3頭=阪神JF上位3頭ということで、順位こそ違えどこの3頭が現時点でも世代の中心であることは間違いない。この3頭にシンザン記念勝ち馬・エルフィンS勝ち馬・クイーンC勝ち馬がどのように絡んでくるのか?といったところだろうか?


レースとしては(3)スマイルカナがハナを主張して、そこに大外から(17)レシステンシアが絡んで行ってハナを奪い返すのではないかと思っている。そうなれば間違いなくハイペースの競馬となり、スタミナが求められる競馬になると見る。

逃げ・先行勢が苦しくなり、後方差し・追い込み勢が有利になるようにも思えるが、道悪ということもあってキレる末脚に頼る後方からの馬は正直届かないと見ている。ハイペースの流れに乗りながら中段で脚を貯められる馬であり、なおかつ単なるマイラーではない馬に期待する。


◎(14)ミヤマザクラ
この馬は非常に期待されてきた馬であり皐月賞やダービーへの参戦も噂されていた程。札幌の未勝利戦でレコード勝ちをおさめた後、京都2歳Sでは牡馬クラシックの有力馬マイラプソディに0.3秒差の2着。距離短縮で挑んだ前走クイーンCではレースの流れに戸惑うことも無く離れた2番手できちんと折り合い府中の長い直線で突き抜けた。兄にポポカテペトル、ボスジラといった持久力勝負に強い馬がおり、母はクロフネの半妹。オークス向きと考えていたがこの桜花賞が道悪になったことで他の馬よりもかなりの追い風が吹いていると見る。騎手福永で2着濃厚。


○(11)クラヴァシュドール
デビュー戦の1勝しかあげていない馬ではあるけれど、サウジアラビアCではサリオスの0.2差2着、阪神JFは3着でチューリップ賞は2着と能力は保証済み。ハーツクライに母父ジャイアンツコーズウェイ-ノーザンダンサー系で道悪にも対応してくれそうな血統。「道悪ならデムーロ」という格言もあるほどなので大阪杯に続く2週連続G1ゲットに期待がかかるジョッキーにも期待したい。良馬場で少し足りなかった馬が道悪で形勢逆転しないだろうか?


▲(4)サンクテュエール
久々にG1の舞台に帰って来たルメール。もうそれだけで買わなくてはいけない。牡馬相手のシンザン記念を勝って休み明け天栄仕上げでここに直行してきた。そのシンザン記念では朝日杯FS5着のプリンスリターンと直線競り合い、最後根性でグイっと伸びてクビ差勝利。競走馬としての素質をみた感じがした。良馬場発表でもあまり馬場が良くない状態だっただけにパワーの裏付けを得た印象。アーモンドアイ・グランアレグリアに続く3連覇を狙う。アタマでねらうのはここまでかと思っている。以下は2着まで。


▼(5)マルターズディオサ
期待のキズナ産駒。阪神JFは2着までだったが休み明けの前走チューリップ賞はレシステンシア・クラヴァシュドールに雪辱した。チューリップ賞の勝ち馬は桜花賞で苦戦している印象があり、また田邊騎手の関西での成績にも不安があり評価を下げた。


△(8)リアアメリア
阪神JF6着とはいえ、4角14番手の位置取りや前が止まらない馬場だったことを考えればやむを得ない結果。スロー専門の瞬発力型のような気もするのでここも合わない感じがあるけれど、最後はきっと伸びてくる。どこまで順位を上げられるか?道悪はあまり得意じゃないような気がするけど


▽(17)レシステンシア
スマイルカナとともにハナを争ってハイペースを演出し他の馬に脚を使わせて逃げ切る戦法に違いないはず。逃げ馬なので道悪で行ききってしまえば好走の可能性はあるが、セオリー通りならば共倒れで後ろから食われると予想。17番枠で序盤に脚を使うのも厳しいし、風が強いのも厳しい。実力は認めても3着あたりにひっかかるのが精一杯。


×(13)マジックキャッスル
クイーンCはミヤマザクラのクビ差2着だが、サフラン賞でもマルターズディオサのクビ差2着、ファンタジーSでもレシステンシアの0.2差2着。どうも勝ち切れないところはあるがこれまでの対戦相手が強力なのでこのメンバーに入ってもまったく見劣りしない。後方から脚を活かす流れになるとすればちょっと道悪になってしまったことが気になる。


#(9)デアリングタクト
こちらもエルフィンSの驚異の末脚が評判となっており重賞未勝利の2勝馬で2番人気。エピファネイア産駒なので道悪は苦にしないのかもしれないが、それでも位置取りが悪ければ前は捕まえられない。こちらも押さえ評価まで。


正直どの馬が勝つのか道悪になったおかげで全く分からなくなった。
こういう時は掛け金は少額にとどめたほうが良いらしい(笑)



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