2022年10月1日土曜日

MUSIC LIFE ~T. C. R. 横浜銀蝿 R. S.~  "羯徒毘!!"

長ラン。ボンタン。シャコタン。ハの字。ハコ乗り。直管。ゴッドファーザーのテーマ。ライダーズジャケット。リーゼント。ポマード。剃りこみ。加藤優。松浦悟。腐ったミカンの方程式・・・・なめんなよ(笑)

雰囲気わかりますかね・・・・。なんか憧れありましたよ。






当時は私、小学校から中学校にかけての時代。

こういうのすごく流行ってましたね。

っていうか社会問題になっていたというほうが正しいかも。


でも、正直心のどこかにあこがれているところがとてもありました。

クラスでもこういうのめっちゃ流行ってた。



だからこそ(?)

長ランはダメだったけど、中ラン着たし。ボンタン履いたし。学生カバンつぶして持ってたし。(遅咲きの高校デビュー(笑)。・・でも野球部(笑))


実は隠してるけど車とかバイクとか好きだし。(今でも)


「ソフトリーゼント」やってもらってたし。眉毛整えてた時期もあるし。ハーレーのライダースジャケット着てたし。(高校野球引退したあと学生の頃)


金八先生欠かさず見てたし・・。(小中のころ)


でも「なめ猫」は別に集めてなかった(苦笑)(中学のころ)



***



今にして思えばとてもいい思い出。ほんのちょっとだけヤンチャして・・・って感じで。


そういう時代背景があった頃、友達の家で聞いたレコードや、毎週木曜日に見ていた「ザ・ベストテン」なんかでものすごい衝撃的だったのが本日紹介しようと思う「T.C.R.横浜銀蠅R.S.」。


当時は「銀蠅一家」ということで、自分たち横浜銀蠅だけではなくて、岩井小百合とか嶋大輔とか杉本哲太なんかを含めて数多くのタレントをデビューさせてましたね。(そしてみんな当たってた)



***



横浜銀蠅は翔、嵐(ラン)、TAKU、Johnnyの4人編成バンド。

翔と嵐は実の兄弟ですね。

翔が覚せい剤で何度か逮捕されたときは、「あー、やっぱりね」的な感じはちょっとありましたけど、嵐は一生懸命、翔を更生させるために尽力したと聞きました。


今ではみんないいおじさんになってますけど、嵐は今年の7月に亡くなってしまいましたね・・・RIP。


おそらくというか、間違いなくTAKUとJohnnyの2人のプロデュース能力が高かったと思われ、実際2人はその後音楽業界のちゃんとした企業に「就職」し、いずれも名を残す活躍をしていますね。


ちなみに中学時代、一番好きだったのはJohnnyでした。

実は本名が私と同じ苗字と後から知って、すごくうれしかった(笑)



その後嶋大輔が出てきた時には、本物の不良が出てきた感じ(実際もそうだったはず)で「ヤバっ」って感じでしたし、杉本哲太は「こいつ歌下手くそだなー」って思っていたら、いつの間にやら大河俳優に昇り詰めて銀蠅一家の出世頭になってますしね。





***



さてそんなわけで今回のMUSIC LIFEは「T.C.R.横浜銀蝿R.S.」で。


T.C.R.横浜銀蝿 R.S.のアルファベット部分は何の略かわかりますかね??


ググればすぐにわかりますけど、

THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL の略ですね。


当時、日本で一番長い名前にして、なんでもいいから「一番」になりたかったらしく・・・それにしては中途半端かな(笑)。

まあ、意味は別としてそれなりにまとまってるけど。


***


中学の頃の思い出をぎゅっとしたCDということになりますかね。


当時の友達に牛乳屋さんの友達がいて、彼の家に遊びに行ったときにLP聴いたあの場面とか、教室の後ろで銀蠅にはつきものだったツイスト踊ったのが忘れられませんね。


中学の頃の洋楽にどっぷりはまる直前くらいに好きだった彼らの軌跡を自作CDでまとめて聴きたいと思った3~4年前からたまーに思い出したように聴いているこのCD。Johnnyのソロシングルとか島大輔、紅麗威甦(グリース)なんかもいれてます(笑)


ということで、これを書いている本日(9/28)福岡出張で、博多の街のヤンチャなバイクのエギゾーストノイズを聞いて思い出したようにホテルで HEAVYROTATIONで聴いているナンバーはこちら。



***


1.横須賀BABY

★★★★★


2.ぶっちぎりRock'n Roll

★★★★


3.ツッパリHIGH SCHOOL ROCK'N ROLL(登校編)

★★★★


4.羯徒毘璐薫'狼琉

※「かっとび ろっくんろーる」と読みます。

★★★★


5.ツッパリHIGH SCHOOL ROCK'N ROLL(試験編)

★★★★


6.お前サラサラサーファー・ガールおいらテカテカロックンローラー

★★★★


7.あせかきベソかきRock'n Roll run

★★★☆


8.哀愁のワインディングロード

★★★★

※ここまで T.C.R.横浜銀蠅 R.S.



9.ジェームスディーンのように

★★★★


10.$百萬BABY

★★★★

※ここまで Johnny



11.男の勲章

★★★★

※嶋大輔



12.ぶりっこROCK'N ROLL

※紅麗威甦



13.On The Machine(翔と桃子のロックンロール)

★★★☆

※杉本哲太&LONELY-RIDERS 



14.RUNNING DOG

★★★★

※T.C.R.横浜銀蠅 R.S.



***


嶋大輔の「男の勲章」は、数年前『今日から俺は!!』でカバーされてヒットしたので若い子たちもご存じだと思います。

そういえばmemeの中学の卒業の際、PTAの卒業祝いの飲み会の出し物で父母達でこれを踊った記憶があります。どっかから学ラン借りてきて(笑)


杉本哲太の「On The Machine」の出だしはのセリフは、氣志團の「One Night Carnival」に影響を与えたということです。聞き比べてみてください。


***



さてそんなわけで「今日の厳選1曲」ですけど・・・。

微妙に悩むなあ・・・(笑)


でもやっぱり当時最も「カッコいい!」って思ったこの曲にしましょう!

(発売時は小学生でしたし、おまけにシングルB面、アルバムの中の曲でしたが・・・・)


ライブバージョンでどうぞ。




T.C.R.横浜銀蠅 R.S "ぶっちぎりRock'n Roll" (1980) 

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