いや、ホントになんだか今まで私が勝手に吠えてたことが少し報われたというか、やっぱりそうだよなあ・・・と自信になった気がします。
しつこいようですが、これまで当ブログで、マラソン日本代表の選考方法はホントにおかしいと何度も吠えてきました。
1回目
http://keibanonsmoke.blogspot.jp/2015/04/blog-post_15.html
2回目
http://keibanonsmoke.blogspot.jp/2015/10/blog-post_20.html#more
そして今回です(笑)
本日のスポーツ各紙で報じていましたね。
28日に行われた大阪女子マラソンで五輪派遣のために日本陸連が設定した2時間22分30秒というハイレベルな標準記録を突破して優勝した福士加代子選手(ナショナルチームメンバー)及び所属チームのワコール永山監督が「日本陸連から『(五輪)当確』という言葉がない。決まったと思っても決めていただけないのであれば、むちゃを承知で名古屋にエントリーします」と明言したとのこと。
●日刊スポーツより引用
http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/1599700.html
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キマシタネ!
これまでの日本陸連の矛盾さや曖昧さに、ものすごく大きな大きな一石を投じましたね。
まあ普通に考えて、今回の福士選手の結果は「即リオ確定」レベルだと思います。
ナショナルチームメンバーでもあるので選考に対してもほとんど支障は無い。
ただ日本陸連は、次の3月の名古屋ウィメンズで、2人以上22秒30を切ってくる選手が現れる「可能性」があるとして、
福士選手のリオにゴーサインを出していないんですね。
そりゃそうですね。1%だけかもしれませんが福士選手を越える選手が現れる「可能性」はありますからね。
でも本音をいうと、すぐにでも福士選手のリオにゴーサインを出してあげたいはず。
特に前述のように名古屋ウィメンズへの参加という「無謀な出走」をされてしまったら、福士選手が本番で好成績を出せなくなってしまう可能性のほうが高いからです。
いやー、ワコールの永山監督、やるなあ!強行策に出ましたね。
ほんと真面目な話、
陸連はそんな馬鹿なエントリーはしないと踏んでいると思います。
しかしそこで「リオ確定してくれないんだったら、確定してもらえるようにがんばるしか無いじゃん!」って福士陣営が本気でエントリーしたら、果たしてリオのゴーサインを出してくれるかなー・・・。
内定くらい出してくれると良いんだけど・・・・。
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ここで内定も出ずに、ホントに福士選手が名古屋で走ったとする。
(1)22分30秒以内で2位以内なら文句なしの選出。
(2)タイムはイマイチでも2位以内なら大阪の実績も加味して文句無く選出。
(3)22分19秒より速いタイムだったとしても、3位以下に終わる→選出されない。
(4)22分30秒をクリアできず、順位も3位を下回るが、他の選手も22分19秒は越えられない→選出。
いろんなケースが考えられますね。
でも前述のとおり、名古屋にも出て、結果的にリオに選出してもらえたとしても、本番はダメになってしまう可能性は十分。
陸連悩んでるだろうなあ・・・・。
それとも、そんな馬鹿なことが出来るならやってみろ、俺達はそのあとどうなっても知らん!・・とでも言うのでしょうかね?
いやー、これがきっかけで本気で陸連が考え直してくれることを願いますが、考え直すのは今回のリオが終わってからになるでしょうからねえ・・・・。
福士が名古屋にも出る→タイムはイマイチでも再び優勝して選出される→疲労過多で本番で惨敗する(でも日本人の中では1位)
このパターンになれば陸連はちゃんと考え直してくれる気がしますが・・・・。
私としては今すぐリオのゴーサインを出して、本番でも好走してくれることを期待したいのですが・・・。
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下記の日刊スポーツの本日付の解説記事をご覧ください。
この記者の方が仰っているとおり!私が今まで訴えていたことと同じ!
本当に本当に曖昧選考を今すぐにやめるべきです。
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