皐月賞の予想 2016 リオンディーズ

熊本・大分の地震に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
いちはやく復旧が実現することを願っております。






天気が微妙な感じの皐月賞。
一応予報ではなんとか持ちそうな感じでありダートは午前中は稍重だけど芝はこのまま良馬場の想定。
前日の結果を踏まえても高松宮記念のようにヒンシュクを買うような高速馬場にはならない見込み。

それよりも天候で気になるのは風速８ｍ～１０ｍの南風が吹く予報。

中山の場合、南風は向こう正面では向かい風になるため、先行勢は風を受け厳しい競馬を強いられる。
馬群の中段以降につけた馬が体力を温存し、４角から最後の直線で伸びてくる。
どうしても風を受けてしまう先行馬には厳しい競馬が待っている。

２０１４年以前の皐月賞なら先行有利だったのでそんなレースありえないけれど
馬場改装してｷﾝｶﾒやﾃﾞｨｰﾌﾟが走る馬場に変わっており、しかもこの強い風が予想されるとあってはそんな差しの競馬を前提に考えたい。


◎⑯ﾘｵﾝﾃﾞｨｰｽﾞ
・・・位置取りがどのあたりになるのかは微妙だが前走休み明けを前目につけて走り「ガス抜き」ができたことを考えると中段でサトノを見ながら競馬することが考えられる。未経験だった内枠を幸いにも回避することができたため、最悪の事態は考えられず、外目の中段で脚をため、出しやすい外から直線一気のイメージ。今年の弥生賞の２頭はレベルが高い。桜花賞が最重要ステップのチューリップ賞上位２頭で決まったように、皐月賞の最重要ステップの２頭で決まる可能性十分と見ている。

○③ﾏｶﾋｷ
・・・・そのもう一頭の弥生賞上位馬。唯一この馬は出足が今ひとつということで後方からの競馬になるのがほぼ見えているということ。おそらく馬群に包まれるのを嫌って後方からの競馬を強いられるため、度胸を決めて最後の末脚勝負というところ。デムルメから川田騎手への乗り代わりも良いとは言えず。風を受ける心配は無いけれど、それでも最後方からではなかなか厳しそうであり普通に考えて１着もあるけれど２着・３着のほうが濃厚という気配。しかし能力はメンバー中最上位。ダービーでも当然期待できる馬であり評価は決して下がらないことを付け加えておきたい。

▲⑪ｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ
・・・・３強の一角。しかしこちらは例年であれば多少なりとも軽視したいきさらぎ賞からの直行組。いかにもダービー狙いというところでしょう。普通に能力で勝ちきってしまう可能性もあるけれど、初の関東輸送で初の中山。馬場が速くても悪くても結果は残してきているが相手関係が「本当に強いかどうか微妙」でもあり、それならば弥生賞の２頭を上に見たいと思う。ﾘｵﾝﾃﾞｨｰｽﾞに目標にされそうな枠順も割引材料。

▼④ｱﾄﾞﾏｲﾔﾀﾞｲｵｳ
・・・Ｇ１でなかなか好調さを見せる福永騎乗。末脚が鋭いタイプなら信頼性があがる。この馬はこれまでも４・５・６・７番枠で競馬してきたので内枠を苦にすることもなく、さらには１番２番枠が速そうで３番ﾏｶﾋｷは下がると思われるため難なく内枠のポケットにすんなり収まることができそう。そこで風を凌ぎつつジックリ脚を溜めれば鋭い脚が使えることはわかっているので間違えば波乱をおこす可能性もあると見る。母の父がｸﾛﾌﾈのこの馬が今年の穴だ。

△⑤ﾏｳﾝﾄﾛﾌﾞｿﾝ
・・・この馬も④同様の競馬ができそうで好枠を引いたと考えられる。母の兄がｸﾛﾌﾈということでタイプ的にも④とすっかり同じような感じにみているのでコチラも同様にしっかりおさえておきたい。


以下はちょっと評価が下がって３着の押さえまで。


▽⑮ｴｱｽﾋﾟﾈﾙ
・・・例年ならばクラシック級なのに・・・と武豊が半分お手上げ？といった様子ではないか。朝日杯も弥生賞も完敗であり少なくともﾘｵﾝﾃﾞｨｰｽﾞ・ﾏｶﾋｷの２頭の逆転は難しそうな印象。距離がのびていいタイプとも思えず狙いはココなのだろうがそれならば内枠が欲しかった。


×⑭ﾛｰﾄﾞｸｴｽﾄ・・・後方一気型なのでﾏｶﾋｷがこの馬を連れて外から一緒に上がってくると思われる。ただし枠順としては多少不利でありやはり上位逆転までは厳しい。


ということで普通に１番人気から７番人気のチョイスになってしまいました（苦笑）

嫁さんから必ず当てて、家計の「足し」にするごほうびを捻出するよう「厳命」が下っており・・・（苦笑）
ぜひとも当てたい！