それほどキツかった。
それでも頑張って最後まで泳ぎきってきた。
だからこそ目に見える形で結果を残させてあげたい!
今年も冬季県選がやってきた。
春は長水路・冬は短水路で、年に2度行われるこの「県選」は岩手県内の試合では最も格が高い。
競馬で言うと「G1」。
学童の部と無差別の部という大きなくくりしか無く、学童男女、無差別男女でそれぞれ優秀選手に選ばれると、大会プログラムに「歴代」の優秀選手として永く記載される。
さらには無差別級の4フリには瀬川杯・1フリには佐々木杯という岩手県水泳界の先人の名を冠した賞も設定されている。他に県内にはこんな大会はなく、まさに名誉ある、グレードの高い大会である。
学童の部と無差別の部という大きなくくりしか無く、学童男女、無差別男女でそれぞれ優秀選手に選ばれると、大会プログラムに「歴代」の優秀選手として永く記載される。
さらには無差別級の4フリには瀬川杯・1フリには佐々木杯という岩手県水泳界の先人の名を冠した賞も設定されている。他に県内にはこんな大会はなく、まさに名誉ある、グレードの高い大会である。
さらには県内の試合では数少ない「予決方式」で2日間行われる試合だし、決勝の入場は電光掲示板に一人ひとりの名前が表示され、アナウンスとともに入場ゲートから一人ずつスタート地点に向かっていくスタイル。
そういったこともあり、選手のみならず我々保護者的にもテンションがあがる大会であるのは間違いない。
ぜひともこの大舞台で好タイムを出してまずは3月の全国JOC標準記録を突破してほしい!
***
前述の通り小学生までと違って、中学生以上はすべて「無差別」のくくりになっているため、中1では決勝に進むのも、さらには3位以内の表彰を頂くのもなかなか容易ではない。
昨年春の県選では
・4フリ 7位決勝進出→決勝6位。
・1ブレ 9位予選敗退。
・1バタ 20位(大ブレーキ)予選敗退。
・2コメ 5位決勝進出→決勝7位。
・4コメ 3位決勝進出→決勝2位。
やっぱり今現在のMEME自身の方向性もそうだし、相手関係も楽になる(エントリーする人が少なくなる)ということもあり、長い距離のほうが結果を残せている感じなのは間違いない。
ということで、今回の冬季県選もそういったエントリー。
・2コメ
・4コメ
・1ブレ
・4フリ
なんとか今大会では4競技すべてで決勝に進んでもらい、どれか1つでもいいので、決勝の舞台でJO標準を突破して欲しい。
そうすれば必然的に順位もついてくるというものだ・・・
***
さて初日。
2コメ予選→2コメ決勝→4フリ決勝の順番。
2コメ予選→2コメ決勝→4フリ決勝の順番。
レースとレースの間隔も上手く開いており、しかも幸いなことに今回の冬季県選では4フリが「タイム決勝」になっていて、1本勝負でチャレンジできるのは体力的にありがたい。
さあ、がんばってこい!
1発目、中学生以上無差別の部 2コメ予選 全3組22人中3組め7レーン。
自己ベストは昨年のこの大会でJO標準記録突破した時の2:24;19。
あれ以来ベストが出ていない中での挑戦。
目標タイムは2:20;98(JO標準記録)
ReadyGo!!
最初のバタフライ。
合宿であんなにがんばって来たんだから体力は絶対もつから最初から自信もって飛ばしていけ!とあれだけ言っても、どうしても身についた「ピッチ」は簡単に上がらない。
31.81
5番手。ちょっと遅い。これでは泳ぎに勢いがつかない。標準タイムクリアのためにはかなり厳しい出だし。
続くバック。
最近コンメでは得意なバック。順位も3番手に浮上。
36.70(1:08;51)
順位とは反比例するようにこの時点ですでに目標より1秒近く遅れる。これでは標準記録突破は無理。まわりも決勝を控えて飛ばさずに抑えて泳いでいる印象でそのスローペースに巻き込まれてしまっているかもしれない。
やはりまわりは様子を見ながら、そして順位を考えながら泳いでいる気配あり。でもこちらはjoがかかっているので余裕無し。
42.91(1:51;42)
ひきつづき3番手。しかしさらに2秒近く落としてしまい、トータルで約3秒落ち。自己ベストクリアさえも微妙。
ラストのフリー。
少しでも順位を上げよう、タイムを縮めようと必死に泳ぐ。
33.40(2:24;82)
根性で2位フィニッシュ!
しかし・・・タイムが伸びない。24秒後半ですっかり安定してしまった。なんだかいくら泳いでも体内時計が変わらない限りずーっとこういうタイムになるんじゃない?という不安的中。これは厳しい・・・・。
なにかホントに「激薬」でも使わないとこのまま何もかわらないんじゃないか????
決勝でもう一度JO標準記録に挑戦できるが、できれば予選でそれなりのタイムを出しておきたかった・・・・。
今日でまるまる1年ベスト更新無し・・・・無念。
***
その約4時間後。中学生以上無差別の部 2コメ決勝 8人中5レーン。
出来ればもう一段ギアをあげて泳いで欲しい・・・!
Come on!!
バタフライ。
他のみんなも予選とは違って真剣な泳ぎ。MEMEも必死について行く。
31.27
5番手。だが予選より頑張った!突っ込んできた!まわりも飛ばしているけど悪くない!このままついてけついてけ!
次はバック。
ピッチはともかくとして予選よりは雰囲気もよく泳いでいる。
36.74(1:08;01)
4番手に浮上。想定タイムよりは時計半分ほど遅れた。でも予選よりは全然良い!ここが踏ん張りどころだ!ガンバレ!
ブレ。
予選ではここで時計を落とした。
なんとかふんばってくれ!
41.76(1:49;77)
ひきつづき4番手。このタイムではJO標準記録は無理。しかしブレまでの3つ終わって初めて1分50秒を切った。1年ぶり自己ベスト更新のチャンス!
最後のフリーだ!
隣の選手とも争っている!タイムを縮めるには良い展開!こい!こい!Come on!
32.69(2:22;46)
あーーー・・・・。標準記録ダメだったかー。
それでもなんとか1年ぶりの自己ベスト更新!!
そして標準記録まで50mにつき0.5秒以内(つまり今回は200mなので+2.0秒)の条件をクリアしたため、JO予選当日に行われるチャレンジレースへの出場権はなんとか獲得できた!
少しほっとした気持ち。ベストも出ないんじゃないかと思っていたので。それに3位で表彰状もゲットできたし。
あー微妙なこの気持ちはどうなの??
いけるのか?どうなんだ??
***
1時間半後。本日3発目、実は今日の中で一番楽しみにしていたのがコチラ。
中学生以上無差別の部 4フリタイム決勝 全3組19人中3組め1レーン。
中学生以上無差別の部 4フリタイム決勝 全3組19人中3組め1レーン。
自己ベストは昨年10月。
自分が今どのくらいの距離を泳いだかわからなくなり、ワンペースで泳いだだけの4.35;26
もうそんなことはないだろうし、少しは学習してるだろうということで、4:24;31のJO標準記録は無理でも4分半は切ってきてくれると信じて送り出す。
READY GO!
しかーし・・・・(苦笑)
31.58-34.54(1:06;12)
34.77-35.27(1:10;04)[2:16;16]
35.27-35.54(1:10;81)[3:26;97]
35.10-32.81(1:07;91)[4:34;88]
なんだかさっぱりタイムをあげることができず、前回同様、練習みたいな35秒前後のワンペースの泳ぎで撃沈。
一応は自己ベストなんだけれども全然嬉しくないなあ・・・。
まだどうやら400とか800はどんなペースで泳ぐのがいいのかわからないらしい。その証拠に終わってすぐに息が入る。→あんまり疲れていない。
今日は電光掲示板が見えたらしいのでなんとか今のポジションや大体の時計を意識しながら泳げたらしいけれど、それでもペースを上げることはできなかった様子。
先輩の話を聞くと、やっぱり長い距離のレースというのは「レース慣れが必要」ということみたいだ。
後からコーチにも「本当は結構4フリ楽しみにしていたんだけど・・・」といわれてなおさら残念なことをしてしまったと思いました(苦笑)
まあ、仕方なし。
***
羨ましい!
それにしても小学6年生女子のレベルの高いのには驚き。4月からは中学生としてこの子達と戦わなくちゃいけないと考えると正直な所なかなかしんどい。
でもみんな素直にリスペクトできる素晴らしい選手達。みんなで切磋琢磨すればこの岩手を底上げしていくことにつながるはず。
ケガをしないようにしっかりケアしながら、地道に努力を続けることが大事。
負けたからと言って安易に「心が折れた」と勘違いしないでほしい。
明日の4コメと1ブレもがんばるぞ!
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