2018年4月15日日曜日

皐月賞の予想 2018 ◎ステルヴィオ

最優秀2歳牡馬で朝日杯と弥生賞を制したダノンプレミアムがザ石により皐月賞を回避。1強が一転して混戦の様相となった今年の皐月賞。混戦だなあ・・・・。





そしてそれに輪をかけるように馬場状態が非常に微妙。
馬場改装後の2015年以降2年続けてレースレコードの出る馬場で行われており、今年も本来であれば高速馬場が想定されていたが土曜夜から日曜昼にかけて雨が降り、どこまで馬場が緩むのか頭を悩ませ、天気予報とニラメッコ・・・・。

しかし結局雨量はそれほど多くなさそうだし、強い風が吹いたこともあって酷い道悪にはなっていない様子。良に近い稍重。あまり影響はなさそうだ。

展開としては逃げたい馬・前に行きたい馬がたくさんいて、テンはいつもどおり速くなりそう。向こう正面で一旦落ち着いて、その後は末脚勝負というところか・・・。

多少なりとも馬場が重いところでテンに速いレースが行われるということは必然的に後方勢有利なレースになるのは間違いなさそうだ。

しかし道悪得意な馬が勝ち切る程悪化はしていないので、馬場の良いところを通ることができる馬の末脚勝負・位置取り勝負ということになるだろうか・・・・。



◎(15)ステルヴィオ
皐月賞では好走例が少ない「非SS系」というところだけは不安があるが、位置取りや展開、末脚、枠順を総合的に考えると、馬場の良いところを走れて、不利を受けることが最も少なそうな有力馬はこの馬ということになる。出走メンバー中最も誕生日が速く現時点の完成度も非常に高い。前走1800mを使ってきた馬が連勝中であり、皐月賞はスピードに長けたこの馬を信頼して良いと考える。位置取りが後過ぎなければまず確実に勝ち負けになる。ルメールの2週連続G1制覇に期待。


○(7)エポカドーロ
こちらも前走スプリングS組(2着)。前走は離れた2番手という恵まれた面はあるものの後続を引っ張って最後まで粘り切っての2着。アイトーンとケイティクレバーが逃げ宣言しており、この馬もハナが理想という発言をしているが、実は今回も離れた3番手を進みたいがためのブラフじゃないかと勝手に勘ぐっている。いずれにしてもこういう競馬をさせれば最後まで粘り切ることができることが証明されており、多少時計のかかる馬場だったとしても稍重のあすなろ賞を圧勝しているこの馬としては歓迎の口。ステルヴィオを苦しめた実力はここでも上位のはず。


▲(2)ワグネリアン
エンジンのかかりが遅い馬で正直中山内回りは向かないタイプ。ダービー向きなのは間違いない。枠番も内枠となってしまったので後ろから行って外を回すしかない。そうなるとどうしても不利を受ける可能性もあるし、鞍上福永ということを考えても2着が非常に濃厚。弥生賞2着馬は皐月賞とあまり相性が良くないのは忘れないでおきたいところだが、まあ、実力は最上位だけに馬券圏内には入ってきそうだ・・・・


▼(3)ジャンダルム
エアスピネルと同じ感じ?非常に安定感がある馬だが母ビリーヴなので2000はどうかな?と思うし、父のJRA産駒は1800~2200で0勝2着1回3着1回着外20回。(→馬券圏内はどちらもこの馬のみ)。やはり基本はマイル~1800の馬。メンバー中最も生まれが遅く、まだ満3歳になっていないけれど外国産馬なので成長が速く完成度が高いと思われる。2000mの距離だと末脚のある馬には最後の最後で差される感じなので正直3着・4着が濃厚か。


(14)△サンリヴァル
エポカドーロと同様に前で競馬して粘り込むタイプ。2勝ともにスローからの瞬発力勝負を制したものだが、相手レベルが上がったホープフルや弥生賞でも渋太く粘るレースをしており、馬体をあわせていれば順位は変わっていた可能性もある。相手なりに走る馬は大レースでも同じくらい走れるもの。3着~5着には顔を出してくる気がする。


▽(9)オウケンムーン
近年の皐月賞を完全に席捲している共同通信杯組。道悪が酷くなるとどうかなと思っていたが、馬場はそこまで悪くない様子なので買うことにする。2000m未勝利戦で新潟2歳レコードをマークしていることからも良馬場の速い馬場が得意なタイプと見て間違いないはず。500万条件では大幅に馬体を成長させた余裕残し。その後の共同通信杯を勝ち切って皐月賞へ直行ということで、ここはそんなに無理せず、左回りのダービーが本命レースという気がする。血統的にもここじゃない気がするし、能力で上位に食い込んでくるか・・・・。


消(5)キタノコマンドール
外枠なら絶対に上位評価したい馬だったが致命的な5番枠。こうなると出足もあまり早くない馬なので一旦後ろに下げるしかない。デムーロマジックで後方からの大外回しでどこまで来ることができるか?まさか馬場があまり良くない最内を突いて来ることはないと思うのだが・・・・。この馬もスローからの瞬発力勝負が向くので、皐月賞よりはダービー。池江厩舎としても同じ考えだろうし・・・。最近SS系×ミスプロ系がさっぱりな皐月賞。それでも一応押さえようとしていたんだけれど、馬体重が発表され+12キロ・・・。ここは本気モードじゃないと見て勇気の消し。

他に追加で買いたいと思う馬はいなかったので上記6頭で勝負。


1 件のコメント:

  1. ◎ステルヴィオ、入れ込み過ぎ&位置取り後過ぎ・・・。あそこじゃ絶対無理。
    もう少し前で競馬してほしかった・・・

    ○エポカドーロ、完璧!予想のとおり!悔しいなあ・・・7番人気バッチリ評価していたのに。
    △サンリヴァルも早めに追い出して頑張ってくれたし・・・。

    キタノコマンドールは今回「消」だったけど、最初から次が本命。
    ダービーは本命級の評価が必要になる。

    ワグネリアンは最後の直線不利があったかもね。あれがなければもう少しいい勝負できたかも。

    結局、後ろからいく馬はこういうことになるというお手本のような競馬。
    道悪の判断も想定より悪かったし・・・。

    無印ジェネラーレウーノがいなければ大きくプラスだったのに!

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