昨日から開催されている第65回岩手芸術祭小・中学校美術展。
数週間前に小学校から連絡をいただき、最高賞である芸術祭賞に選ばれたという話は伺っていた。
(でもほんとうなのかな?と実感がなかった。絵も見ていなかったし)
ようやく29日の岩手日報に美術展の開催が写真入りで案内され、この時点で初めて絵をみた。
ホントだったのね!
ということで本日MEMEと嫁さんと美術展に行ってきました。
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賞に選ばれた方は受付で賞状と副賞を受け取ってください、と事前にアナウンスを頂いていたので、受付へ。
すると、おめでとうございます!という言葉とともに、賞状と副賞(描いた絵を写真に撮影しミニチュアキャンパス風の額に入れたもの)を頂いた。
そして、入賞者・入選者の名簿も500円で販売していますが如何ですか?と。
あ、それはくれないんだ(苦笑)
一応MEMEの写真も名前も入っているプログラムということで500円で購入しました。
(↑の写真の緑色のヤツ。これこのときに買っておいてよかったよ!:詳細は後述)
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芸術祭の小中学校美術展は一昨年、MEMEが1年生のときに(入賞はしなかったけど)入選したということで、アサガオの絵を展示してもらった時も来たのでだいたいの雰囲気はわかっている。
絵画・書(硬筆・毛筆)どれもこれも素晴らしいなあということで、見れば見るほど上手い子がたくさん。スイミングの友達や学校の友達の名前も何人か見かけたね。みんながんばってるねー。
それにしてもどうしてこんな中からMEMEの絵が最高賞??
私も嫁さんもずーっとそんな疑問が頭の中を支配していた。
ところが一通り見終わって帰宅したあと、件の入賞・入選者名簿を見たことで、その疑問が解決しました。そこには小学校絵画を審査された、紫波町にある小学校の校長先生の審査評が掲載されていました。
以下、一部を抜粋させていただきます。
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審査をする度に、世間でよく言われる、「じょうず」「へた」の問題は、子ども達の絵の世界にはないと考えさせられます。その子の想いや持ち味が十分に出ていて、つまり個性的で、色と形の広がりが感じられるような作品は、みんな「よい」作品です。
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なるほどなー。
それから、芸術祭賞に選ばれた小学生3人の絵について、個々にコメントをされていましたので、MEMEのそれについても下記に転記させていただきます。
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夏の暑さのためか、ひまわりの絵が例年より多かった中で、この作品には、特に心惹かれました。それは、画面の隅々まで心配りがされていて、まさに心を込めて、ていねいに描かれているからです。ひまわりの花の色の変化、その周りで遊ぶ虫達や自分、そして窓から声をかけている友達の様子まで、見ていてあきません。キャンバス画用紙の凹凸を活かし、三年生でここまで色を重ねて自分の表現を追求している姿勢に感心します。
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涙がでそうですわ・・・。
細川校長先生。
本当にありがとうございました。
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