来年からG1に昇格するとのウワサがある産経大阪杯。
G1出走レベルの馬でもやはり春天は長すぎてダメという馬がみな海外(前の週のドバイや、このあとの香港・オーストラリア)に行ってしまうので、それに少しでも歯止めをかけたいということか。
どうせならついでにJRAで3歳限定1200mG1や、直千G1、古馬牝馬2400mG1、3歳限定ダートG1等もやってもらいたいなあ。
さて、前日は外を回ろうが、内を突こうがいずれにしても差しがバンバン決まった印象。
かといって先行馬が全く残れないか?といえば3着くらいには残っている印象だが・・・。
そして父SS系の好走率の高さのスゴイこと。
間違いなく大阪杯も父SS系が好走するんじゃないでしょうか?出走馬の多くが父SS系ですが・・・。
天気はすこし下り坂になっていて開催時には少し雨が降っている感じと思われるが馬場自体はまだ良馬場を維持している状態ではないかな?極端な道悪ではないという前提で考えたい。
今年のメンバーはこのままG1といっても良いようなメンバーが集まった。
そのハイレベル組とその他組の間には大きな断層があり、まず間違いなくハイレベル組で馬券圏内独占することは間違いない。
(1)(5)(10)(11)は出番なし・・・。
では残ったメンバーを見ていきたい。
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(2)ラブリーデイ
・・・昨年1年間大ブレークし、年度代表馬こそ逃したものの最優秀4歳以上牡馬を獲得。その復帰第1戦となるのがこのレースだが、この馬にとっては次に控える国際G1クイーンエリザベス2世C(香港)が目標。もともと復帰戦をここにするメンバーも多くしかも1番人気の信頼性が高いレースでもあり負担重量が重いほうが好走傾向にある・・・ということで馬券を外すことは無いと思うが、目いっぱいの仕上げではないことから取りこぼしのスキはある。そして川田騎手からの乗り代わり。これはQエリザベスではデムーロ騎手を乗せるため、今回一度騎乗しておいてもらおうということだと思うが、スタートの下手なデムーロがこの馬にあうかどうか・・・。結果的に2着・3着になってくれれば馬券的には面白い。
(3)ヌーヴォレコルト
・・・どうも調子が悪い岩田。しかしそれを挽回する意思の表れか、この馬の調教のために栗東を離れ美浦へ短期留学中。岩田はここで結果を残せなければ次に控える国際G1クイーンエリザベス2世C(香港)にも乗せてもらえない可能性も十分ある。だからこそここで結果を残すために留学し、つきっきりで調教し、陣営に好印象を与えている。そういう視点で考えるとラブリーデイとは異なり、ある意味ここで結果を残すことがこの馬には求められる。強豪に混じって2着続きのこの馬。十分に強いことは証明されているが、勝ち星から遠ざかっている分ここでは54キロで出走可能。大チャンスだ。なんとか昨年3月の中山記念以来の勝ち星をここで取ることができるか。
(4)イスラボニータ
・・・この馬も勝てない競馬が続く。皐月賞勝ちはあるものの右回りより左回りという印象だし、しかも関西輸送は16戦目にして2度目。阪神は初。血統的にもフジキセキにコジーンならば、2400をこなせるようなスタミナのいるここよりは距離が短くなったほうが向く印象。3着の多い馬なのでここもよくて3着まで
(6)タッチングスピーチ
・・・末脚は素晴らしいけれど道悪が得意という印象があり、33秒台は阪神外回りでしか出したことが無い。このレースはレース自体の上がりは速くなくても、上がりが速い馬が好走する傾向にあるため、本来はこの馬に向くし、血統的にもこの馬にはあっているレースなのだが、良馬場で牡馬に混じった戦いと考えると果たしてどこまで・・・。
(7)キタサンブラック
・・・・この馬の血統からは(若いうちは特に)バクシンオーを見ないようにしないといけない。この馬の次走は春天だと思うがそこよりはここのほうが好走するのではないか。他に逃げ馬不在で鞍上も武豊。単騎のスロー逃げが濃厚であり早めのスパートで持久力勝負に持ち込めば活路はある。ただし有馬記念は55キロだったが、今回は58キロを背負って最後の坂を登らなくてはいけない。これはなかなか厳しいと思われ恵まれて3着が精一杯と見る。
(8)ショウナンパンドラ
・・・なんとなくのイメージだが、フレンチデピュティを持つ馬は春先に良く走る印象がある。気のせいか・・・。そんなディープ×フレンチにさらに母母父にはファイントップ系も入っていて、スタミナ抜群切れ味抜群。昨年の宝塚記念以降強豪牡馬と戦う王道路線を歩んでいるが素晴らしい成績を納めている。今回のことを考えれば有馬記念を自重したのは大正解と思われる。次にどこに行くのかが不明だがまず間違いなくここでは恥ずかしい競馬はしない。56キロを背負っても強豪牡馬と十分に渡り合えるのではないか?
(9)アンビシャス
・・・この馬を含めこれまであげた7頭の中では最も実績に乏しくG3勝ちしか無いが、前走のG2中山記念が圧巻。ドゥラメンテには負けたもののリアルスティールには完勝。この2騎のドバイでの結果は本馬が今年大活躍するのではないかという期待を持たせるものとなっている。それもあってここでは人気になっているのだがやはり魅力は56キロの斤量。そして折り合いには定評のある横山典。もともと末脚は素晴らしい馬なのでとにかく折り合いさえつけることができれば完全に勝ち負けになる。今年ステップアップするためにもここで勝って実力を証明しなおかつ賞金を加算しておきたいはず。一度叩いた上積みははかり知れない・・・。
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◎(9)アンビシャス
○(8)ショウナンパンドラ
▲(3)ヌーヴォレコルト
▼(2)ラブリーデイ
△(6)タッチングスピーチ
▽(7)キタサンブラック
×(4)イスラボニータ
馬券は7頭の3連複フォーメーションでは資金不足に陥りそう・・・。ここは上位4頭の馬連ボックス6点で。
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